2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−312−自転車車検制度の重要性

ニュース報道でも皆さんが関心を集めている、自転車品質とメンテナンスの問題。 今回の問題、一部の自転車だけの問題ではないはずです。 テレビ報道のあった会社でけの問題ではないことは明らかです。 でも自転車は車の販売と違って、車検制度がありませんか…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−311−自転車は好きな部品の寄せ集め

割と知られていないのですが、自転車はどこのメーカーも部品メーカーの開発した、製造した部品を買ってきて、寄せ集めて組み立てているのです。 OEM先のメーカーではフレームと呼ばれる部分は自社製造していることが多いのですが。 ここで盲点があるのです。…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−310−職人

自転車はずっと以前から職人が作っていたはずです。 というのはフレームから部品組み立てまで、何百人(200人以上?)もの工場の人の個人技で製造されていると感じるからです。 完成度の要求、そして人間の乗る自転車、ある意味これほどの人の、個人技を必要…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−309−自転車業界

自転車業界、対岸の火事から,赤信号皆で渡れば怖くない。 えっ!なにこれ?。 申し訳ない、私も良く分かりません。何かがそう感じさせるのです。 ごめんなさい、説明できなくて。

中国自車製造における孤軍奮闘記録−308−中国語を話すのは疲れるのです。

中国語を話すのは疲れるのです。 なぜ疲れる? 限られた単語を使って、私の気持ちを正確に伝えなければなりません。 でも伝えられるはずがありません。 しかし、中国語、同じ意味の単語でも、その場で使っていい単語と、そうでない単語があるのです。 気の知…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−307−しょせんこの世は日本と中国。

私、鶴田浩司さんの歌を思い出すのです。 『しょせんこの世は、日本と中国、??と??の絡み合い、どこに自転車男の夢がある。』 私、こう歌うのです。仕事に疲れたときに。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−306−『自転車』を学ぼう!フレーム

フレーム(前ホークを含む)を考えるに、素材、構造、溶接方法、スケルトン(フレームの骨格)、強度。 これががどんどん枝分かれするのです。一度深く入り込むことも重要と考えます。 『自転車』、簡単に考えていませんか!? 簡単にどこの工場でもできてし…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−305−油断してはならないフレームの溶接強度。

私の経験からも、どう見てもフレームの破断は考えられないことが時折起こります。 必ずそれに対して再度フレームの強度試験を行うわけですが、主にフレームの疲労強度を確認する振動試験を行うわけですが、 JIS規格の二倍三倍の振動回数でも破断は認められま…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−304−嫌われてなんぼ

私、中国で品質関係の仕事をしていて、いくら生活のためとは言え。 『嫌われてなんぼ』の生活、いやですね。 相手にとっては私の仕事、問題のあら探しにしか写らないようです。 でもあきらめる以外はないですね。 会社の役に立っていることを信じて。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−303−自転車、メンテナンスの重要性。

自転車、大きな事故が起こって、テレビ等で報道されると、やっとメンテナンスの重要性も大きく報道されてくるようになったと感じています。 やはり何でもそうですが、何かことを起こすにはタイミング、機会が必要になるのです。 これにうまく乗らないと、や…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−302−自転車の最大の敵は錆び!

私、自転車の最大の敵は錆だと思っています。 錆にも箇所によって、油を塗布することにより解決するものも多いのですが、それは硬球を使用した回転部分、チェーン等です。 しかし油塗布では解決しない部分もあります。 それはフレーム。 通常フレーム、その…

中国自車製造における孤軍奮闘記録−301−私にはどうしても言ってはいけない言葉があります。

皆さん、私中国での仕事、12年していて、私にはどうしても今は言ってはいけない言葉があります。 それは何だと思いますか?!当ててください!。 それはね、・・・どうしても言えないことです。 申し訳ない。 えっ!もう話したかな?

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−300−『人生の節目』には歌が・・・・。

このブログも、ついに300回に。 私、人生の節目にはどういう訳か、その時にぴったりの歌があるのではと感じます。 多分皆さんもそう感じていると確信しています。 私、日米富士自転車を辞めた30歳のときは鈴木一平さんの『水鏡』。 歌詞の全体内容とは…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−299−できないことはしないこと。

できないことはしないこと。 品質を良くするためには、ある程度の器にする必要性がどうしても出てくるのです。 この器を大きくしようなどと考えない事です。 品質を良くしようとする者、品質を維持しようとする者、ましてや日本人一人で器を大きくできるはず…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−298−お母さんのために、そして幼い幼児のために。

自転車製造に携わる私から、幼児二人を自転車に乗せ頑張るお母さんへ 自転車は無防備な乗り物です。従来より二人乗りは禁止されているのです。 しかし2009年7月に安全基準を満たす自転車においては、子育てに頑張るお母様方の強い要望により、 幼児二人乗せ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−297−私の好きなお粥。

冬はお粥が温まって良いですね。 そして嫌いな人も多いのですが、私はこれが大好き、香菜。 料理によってはこれ香菜がないとダメですね! そしてご飯の中にはたくさんの蝦、そして蟹、そして芋。 美味しいですよ。 一人前25元(370円)とちょっと高いの…

中国自車製造における孤軍奮闘記録−296−民意と習慣

私、民意と習慣は違うと思います、異なると思います。 確かに重なりある部分はあると考えますが、全く同じと考えるべきではないと考えます。 特に習慣を民意と捉えることが多いのでは。 民意はある意味、やり方によっては短時間に変えられるのです。 しかし…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−295−『日米富士自転車』時代の思い出。

やはり、人生、若いときの思い出が一番鮮明に浮かび上がって来るものです。 日米富士自転車時代は技術課にいましたから、あらゆるフレーム、及び部品が簡単に手に入りました。 そして現在も骨董品とまではいかないでしょうが、懐かしい部品も持っています。…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−294−幼い幼児の命を守り、お母さんを応援する為の幼児二人乗せ自転車・・・

幼い幼児の命を守り、お母さんを応援する為の、幼児二人乗り自転車・・・ 今の対策では、これからも川崎市で起きたような二件の幼時の痛ましい死亡事故は減らせません! 現在の対策は 1.マナー問題 2.自転車を取り巻く交通環境問題 この面でのみの対策に…

中国自車製造における孤軍奮闘記録−292−ごまかして飯が食えるのが『自転車』。

自転車業界の皆さん、ここまで、ごまかして自転車で飯を食ってきてはいませんか。 『ごまかす』というと言葉は適切ではないかもしれませんが。 あるときは自分をごまかし、あるときは消費者をごまかし? 自転車で飯が食える最大の利点は、『ごまかせること』…

もっと自転車を考えよう!もっと自転車に悩もう!−293−13.3.17毎日新聞ニュースから

インターネットからの毎日新聞ニュースから、 《〈自転車〉車を減らして専用レーンを・・・・3人乗り転倒、女児死亡。》と川崎市の事故を例にして記事が載っていました。 毎回どこかの大学の偉い方の考えが記載されるわけですが、これでは今後もこうした事故…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−291−自転車品質は良くならないが、あきらめればその場でおしまい!

自転車品質あきらめればその場でおしまい。 いたちごっこでも、あきらめればそれでおしまい! これは自転車製造の本来の姿では。 当面はその日暮の生活になるはず。 自転車生産、人の注意力に頼った作業、『全検』全数検査も人の注意力に頼った作業です。 で…

もっと自転車を考えよう!もっと自転車に悩もう!−290−二通りの教育の仕方。

私は人に会社の仕事の教育をするに当たって,二通りの方法があると考えます。 まずは理論的な面での教育。 そして実践面でその場に合った教育。 この二つがセットで初めて効果が表れるのが教育だと考えますが、二つがセットにならないことが多いのでは。 私…

中国自車製造における孤軍奮闘記録−289−もの造りに必要なものは?『造る』と『作る』の違いは?

皆さん、もの造りに必要なものは何だと思いますか! 本来『造る』と『買う』はセットではと思うのですが実際そうではないのです。 まず誰しも買う場合はいいものを選んで買うはずです。これ当たり前。 ではなぜ造る場合、いいものを造ろうとしないのでしょう…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−288−会社が機能しないのには訳がある?!

会社が機能しないのには訳がある? その訳には、一つは人材、そしてその他、想像できない、つまり勝手には想像できないわけがあるのでは。 この場合は機能させようとする力は働かない事になります。 何を言っているのか分からないと感じますが、私も何を言っ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−287−果物は安い。

日本にいると果物は高くて食べたくてもすぐに値段を見てあきらめてしまいます。 その点中国は日本の価格の約半分以下。そして最近の果物、特にリンゴ、西瓜は味が良くなって来ています。 写真はリンゴ、値段は一つ40円ぐらい、味はとってもいいですよ!

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−286−失敗を活かす

物造りには失敗はつき物! 失敗を活かすか活かさないかは技術が進歩するか、会社が進歩するかの分かれ目。 失敗を活かすには当然、失敗の原因を分析することが必要。 分析しない、或いは分析できないのであれば、また失敗することになります。 これもう論外!

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−285−いい物を作るには・・・

『いい物(ある意味高価なもの)』を作るにはやはり設計が第一、そして材料、そして製造技術。 いくらいい腕のシェフでもアイデア設計、材料、技術が伴わなければ,そこまでの味(品質)しか、たどり着けないと思っていますが。 いや違う!という人もいると…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−284−工場(会社)の石垣。

工場(会社)の石垣は「人」、言うまでもないことです。 「人は石垣人は城」と言う歌もあるように、まさにその通りです。 私、中国の多くの会社を少しでも良くしようと考えて行動して来ました。 しかし、石垣の石がところどころ抜けている状態なのです。 つ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−283−組織

私、つくずく会社は『組織』だなぁ!と感じます。 この『組織』一日にしてならず!です。 つまり私の力など、すぐには及ばないのです。 その日散らかしたごみを拾うのが精一杯。 明日もごみが散らからないようにするのが精一杯です。 あさってとなると自信が…