2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1208−慣れっこは恐ろしい!

物を造る上での強敵は『慣れっこ』。 これは時として何もかも破壊してしまいます。 そして『慣れっこに』なっていると人の話に聞く耳を持ちません。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1207−出来上がった料理お客様にお金をもらって食べてもらうには。

出来上がった料理、塩辛くてお客様に出せない。 そうです、お客様はお金を払って食べにくるのです。 それはもう捨てる以外にないですね、もう一度作り直す以外ないですね。 もったいない!捨ててしまったらうちが損をする! 自転車も同じ、出来が悪くてお客…

中国自転車製から小さな目で見た中国−1206−情報を共有しない、情報不足、よって判断にも誤りが?

私、台湾系の企業に常駐していたときは組織で仕事をしていると感じたのですが、 純中国系の企業は組織で仕事ではなく個人で仕事と感じるのです。 ですから責任は個人?。 品質情報等も社内で共有しないために、蓋を開けてみたら手につけられない状態のことも…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1205−自転車品質の三拍子

自転車品質の三拍子とは? それは企画設計品質、製造品質、検査精度。 どれをとっても褒められたものではありませんね。 それ以上に日本側の問題が存在しているのです。 ええっ!どんな問題? もう日本のほとんどの会社、商社としての能力しかないのでは。 …

中国自転車製造から小さな目で見た中国−1204−無駄な回路が存在する?

何か日本人も中国人も目的に行き着くところは同じなのですが、なぜか中国側には無駄な思考回路が存在するような気がするのですが。 無駄な回路と言うよりも抵抗の多い回路と言った方が分かりやすいかも。 回路にどこかでエネルギーを無駄に消耗している部分…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1203−たまには自転車の話も。

長年自転車製造に携わっていると、自転車を作ることの難しさ。 自転車品質を常に安定させることの難しさを感じますね。 知らない人には非常に簡単に見えるでしょう。 その通り、非常に簡単なのです。 ですから皆は真似をします。 ですから品質の安定せずいつ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1202−微妙に違った物差し、しかし、会社のためということになると相手も物差しを合わせざるを得ない

ここ中国で仕事をしていて、私と中国側のものさしとは少なくとも皆微妙に違うのです。 微妙なのですが仕事には、こと品質面においてはこの差は大きいのです。 この差を埋める手法は一つ。 それは『会社のため』ということで相手に物差しをあわさせることです…

中国自転車製から小さな目で見た中国−1201−造るには造るが品質に対する回路が非常に乏しい

ここ中国も日本と同じ、出来合いの積み木を積んで自転車を作ります。 あまり考えてからは作らないのではと思います。 そして出来上がったものをチェックする技能能力も不足?。 つまり出来上がった料理、味見もしないでお客様に出すのと同じ。 お客様が味見…

中国自転車製造から小さな目で見た中国−1200−相手の良いところを学び取ろうとしない?

こちら中国で長いこと仕事をしていてずっと感じることは、すべてではもちろんないのですが、相手の良いところを学び取ろうとしない? と感じることが多いのです。 自分本位に仕事を考えてるような気がしてなりません。 これを権力をもった人間が正そうとしな…