2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1447−如何に量産に職人技を組み込むか

自転車の生産品質を安定させるに当たり、重要なことは『如何に量産に職人技を組み込むか』。 つまり職人がいないことには、職人技を要求すること自体無理な話。 結果は現在も物語っているはず。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1446−技術者の影の実力とは

技術者の影の実力とは? 技術者でないと分からない先を読むこと。 そして技術者でないと分からない品質問題を予見予防すること。 特に感じることは、人によって技術に疎し人は予想をはるかに超えた感覚で問題判断、問題認識、問題処理をします。 これにも目…

中国自転車製造から小さな目で見た中国(自転車車検制度)−1445−なんでもそうですが『比率』の問題。

どこにも悪い人はいる。 これを例にとると、まったくその通り。 これは誰しも認めることでは。 要はその『比率』の問題。 これが良い悪いを判断することになるはず。 どこにも悪い人はいるという事は時として言い訳に過ぎないことでは。 品質も比率の問題で同じこと…

中国自転車製造から小さな目で見た中国(自転車車検制度)−1444−なに!牛丼の方が安い?!

最近は中国での食事代、日本とあまり変わらない気がします。 ちゃんとしたものを食べると給料の半分が食事代に代わる人もいるかも。 安いものもありますが三食麺類では! 写真は木桶ご飯。 9元(170円)から16元(300円)程度 海帯排骨15元(昆布…

中国自転車製造から小さな目で見た中国(自転車車検制度)−1443−給料が安いから仕事はしない。

給料が安いから仕事はしない。 では給料が上がったら仕事をするのですか? やっぱりしない。 そういう人は、もともとの能力の問題。 給料が上がらなくてもがんばる人は伸びますね。 私はそういう人を応援しています。 でも悲しいかなそういう人は必ずいつで…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1442−『没問題』の有問題

私、中国での自転車関係経験15年から、相手を見抜く方法を一つだけ知っています。 私、自転車の事なら大体分かります、これで相手の自転車知識の全てが分かるのです。 相手に何か質問してその答えが『没問題』(問題ない)と返ってきたら『有問題』(問題…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1441−企画から生産までの近道はない

私、自転車においても企画から生産までにおいて近道はないと考えています。 近道(時間短縮)があるとしたらそれは『手抜き』になるはず。 毎回これを証明してもまた近道を探します。 一歩一歩は苦手ですね。 と言うより出来ないのです。 なぜ? 答えは簡単、開発…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1440−定年後、眠っている遺伝子を呼び起こそう

私、定年後は中国の会社でやはり仕事をしています。 仕事が出来ることの喜び、幸せ、意外と気がつかない人も多いのでは。 そして重要なことは目標を持つこと。 目標を持って事に当たっていると、意外と自分の眠っていた遺伝子が動き始めたことに気づくことも…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1439−問題分析できて初めて一人前

何の仕事もそうだと思いますが、問題分析できて初めて仕事は一人前と考えます。 これには諦めないでコツコツと経験を積み重ねてやっていく以外にはないのです。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1438−自転車50年前の価格と今の価格、なぜ同じ!?

自転車50年前の価格と今の価格、なぜ同じ!? 考えてみてください、他に同じものがありますか? この原因、業界が自転車の権利復活を推進しないからに他なりません。 業界自ら自転車の価値を認識していないに他ならないと考えますが。 いまさら認識しても…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1437−『いい』ことと、『悪い』こと。

いい事と、悪いこと。 簡単には表現できませんが、うまくは表現できませんが、いい事と悪いこと、一つ言えることは国によって違うということ。 これ当たり前ですが。大きく違う事もと感じています。 なぜ? なぜって、当たり前のことだから。 解決策はありま…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1436−中国の技術の人間、現場へ行かない。

中国の技術の人間、現場へ行かない?! これほんと? 何で自分の設計した自転車を自分で確認しないの? うそでしょう!

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1435−なぜ同じクレームが繰り返される?

なぜ同じ同じクレームが繰り返されるのでしょう。 なぜ同じ失敗が繰り替えされるのでしょう。 それは『失敗と言う概念』から生まれてくると考えます。 日本は『失敗』には反省そして予防と言う概念が含まれています。 こちら中国では『失敗』に対して『その…

中国自転車製造から小さな目で見た中国(自転車車検制度)−1434−中国では『ゆずる』と『ありがとう』が両立しない?

中国では『ゆずる』と『ありがとう』が必ずしも両立しない?のではと感じます。 私は『ゆずる』と『ありがとう』が両立して初めて『ゆずる』が成り立つと考えます。 両立しなければ当然『ゆずらない』人が多くなることは当たり前のこと。 つまり自分勝手な人が…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1433−『ありがとう』と『すみません』

ありがとうは『自分の気持ち』の表現。 すみませんは『相手の立場に立った』表現。 こうした表現があって初めて人は『ゆずる』という気持ちになれるのでは。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1432−その会社の特長を出して初めてものが売れる

同じような商品をどこでも出して、そして利益の増大を見込めるのでしょうか。 一般自転車においては商品で差をつけることは不可能なこと。 となれば販売方法、販売後の維持管理で独特な方法で消費者に注目させ、満足させることになるのでは、

中国自転車製造から小さな目で見た中国(自転車車検制度)−1431−人に先を譲ったら自分は取り残される?!

人に先を譲ったら自分は取り残される?!。 自分は前に進めない! 中国を理解するにはこれが出発点? ですから今の日本人には理解しにくい点が多いと感じています。 車に乗っているとこれ、実感するのです。 なるほど! まずは理解から出発することの重要性を…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1430−品質を守ることは『めんどくさい』こと。

品質を守ることは『めんどくさい』こと。 つまり継続だから。 確かにそうかも!。 ですから問題を発見しても垂れ流し?。 そして次回生産の考慮もなし。 不思議と自転車、クレームにはならないのです。 これ自転車製造に携わって15年の私の実感。

中国自転車製造から小さな目で見た中国(自転車車検制度)−1429−もの作り教えて教えられるものではない。

教えると言うことは、教えられる側の耳の問題。 つまり教えられる側の姿勢によることも多いと考えます。 『耳』これが基本で始まり。 相手が話を聞く耳を持ってはじめて教えられるのです。 聞く方は不必要なものは捨てればいいのです。 まずは人の話を聞くこ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1428−中国側窓口業務はYesかNoかではダメ!

日中の間に立っている中国側窓口業務はYesかNoかではダメ! これではまったっく仕事をしていないのと同じ。 半分Yes半分Noを探るのが仕事であり能力。 日本側の言うなり、自分の会社の言うなりは論外。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1427−『まね』でもかまわない!

私は『まね』、大いに結構なことと考えています。 しかし『まね』には二種類あることをご存知ですか? 一つに、そのまま全ての『まね』をする。 もう一つは、『まね』をしてそれを自分の物とすること。 同じ『まね』でも大きな大きな違い。 方や新たな開発が出来…

中国自転車製造から小さな目で見た中国(自転車車検制度)−1426−街はごみだらけ!

街はごみだらけ! なぜ? 中国のきれいな大地はゴミ箱ですか? 早朝街へ出たら、街はゴミだらけ。 なぜ? このなぜが重要なこと。 『街にごみがないと片付けるおじさん、おばさんの仕事がくなるから。』 こうした声も耳にします。 本当なのか冗談なのかは分…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1425−輸出品質とは何ですか?

輸出品質とは何ですか?! 輸出国の要求に合った品質。 これ当たり前。 ここで置き去りにされていること、表面に出ないことが一つあります。 輸出国の要求に合った品質を基本に輸出輸入国側双方で折り合いをつけた品質になるはず。 日本側の要求は間違っては…

中国自転車製造から小さな目で見た中国(自転車車検制度)−1424−自転車は100人以上の個人技から出来上がってくる

自転車はフレームから始めて出荷まで工場規模にも寄りますが100人以上の個人技から出来上がってくるのです。 ですからいまだに『検査』に頼って品質維持。 検査に頼るのもいいのですが検査レベル、検査意識、検査頻度。どれをとっても品質に影響します。 …

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1423−ノーベル賞は宝くじと一緒!

ノーベル賞をもらえる資格のある人は山ほどいるはず。 ノーベル賞を狙って取れるものではありません。 ですからノーベル賞を狙わなければ取れるかも! これ宝くじと同じ。 いくら買っても当たりません。 でも買わなければ絶対に当たりません。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1422−『何でもいい』から深く探ってみよう!

何でもいいから深く探ってみよう。 何でもいいから深く分析してみよう。 何でもいいから目標を作ろう 何でもいいからまず始めてみよう。 何でもいいから始めてみるとこれがいろいろと枝分かれしていって、いろいろな回答に結びつくことが多いのです。 何でも…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1421−日中双方の能力不足!

日中双方の能力不足! まあ製造は中国ですから、製造品質問題に対して中国側に責任があるわけですが。 中国のある工場では、これで良く飯を食っているな!と思える危険きわまりない製品も生産出荷されているのです。 日本側、中国工場を十分見極める必要があ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1420-考え方に一度麻痺してしまうと・・・

人というもの考え方に対して、品質の考え方に対して一度麻痺してしまうとその『悪』になんら疑問を感じなくなると感じています。 誰かが指摘して、誰かに指摘されて始めてその『悪』に気がつくのでは。 気がつけばまだ良い方では。 指摘されてもなお麻痺した考え…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1419−考え方の幅を乗り越えて初めて・・・・

普通、品質においては考え方の幅にそれほど大きな差はないと感じますが、それが違うのです。 えっ!何で! 中国側にもともとある品質意識、徐々に変わってきていると感じますが、まだまだ。 中国側の品質意識で商品を造るのではなく、輸出先の品質意識で商品…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1418−薬の調合

私、中国15年の経験から、工場の品質指導教育するに当たって、薬の調合を間違えると、反感を買うのです。 副作用を発生させてしまうのです。 皆さん病気の症状を良く確かめて、その工場にあった薬を調合してください。 貴方の頭が固ければいくら治療しても…