2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
幸い今のところ自転車欠陥で自転車業界を揺るがせるような問題は発生していませんが、 どこの日本の自転車製造販売会社でも、その場を繕う方法で問題処理にあたっているはず。重要なことはBAAマークの貼られている自転車のみならず日本に輸入される自転車…
近年BAAマークの貼られている自転車においては新品質基準が設けられ、そして最近は、 「トレーサビリティー」(生産過程の製造履歴)の件が追加要求されています。 自転車は人間が直接乗る乗り物です。 そして製造は現在はほとんどが外国製(主に中国) …
中国での仕事、こだわり過ぎると前に進みません。 中国での仕事、こだわらないと前に進みません。 じゃあどうするんだ! 経験を積んで悩むことですね。 そうすると必ず前に進みます。
自転車は本来危険な乗り物と考えています。 性能も、機能も、安全性も、強度も比較して判断する以外ないのです。 例えばJIS規格もそうです、比較して判断する材料です。 ですからJIS規格合格すれば絶対というものでもありません。 ここを勘違いしない必要…
品質が安定しないのは人の出入りが多いためではないのです。 こちら中国では人の出入りが激しいためだけではないのです。 やはり現場リーダーの指導力、監督力がものを言うのです。 私の千に及ぶ品質問題情報発信を各部署ごとにデータでまとめてみると、 そ…
今はどこの国も、環境が重視されています。 自転車での環境問題と言えば、特に塗装前処理問題、そして塗装問題。 ここにきて中国では塗装前処理に使われていた、 硫酸、そしてリン酸亜鉛皮膜等に使われる液体の処理、残土等の処理、 そして大量に使われる汚…
コンサルタントの言うことはだれでも聞いてくれる。 これ当たり前。言うことを聞かないと、そして意に反して反論すると・・認定工場が登録できないから。 ただそれだけのこと。 一時のがまんで済むから。 言い方は適切ではないのですが、学校の先生の言うこ…
私、諦めると情熱を捨てるは意味が違うと考えます。 あらゆる生産販売等での『自転車』、諦めて、そしてその上で何が出来るかを考える必要があるはず。 無理なものはあきらめる必要があります。 諦めた上で何ができるか! 情熱を捨てるとは全く意味が違いま…
あいまいな自転車。 そして、あいまいでないとできない自転車。 そしてあいまいな自転車を大量に造ることの難しさ。 自転車の「あいまいさ」を心得た人でないとなおさら難しいのです。
「本当は怖い自転車の医学」にメスを入れよう! メスの入れ方は二つ。 一つは輸入時のメス。 輸入時のメスとは輸入自転車に対する検査機関の設置 BAAに限っての品質確保規格ではなく、輸入自転車すべてが対象の検査機関の設置。 もう一つは販売後(購入後…
ほとんどの人は、本当は怖い自転車の医学を知らないはず。 これ当然、日本での製造ならまだしも、生産地は中国です。 なぜ怖いか? これ「自転車」だからなのです。 大きく分けて何十種類もの部品を集めて組み立てるのが自転車製造会社。 そのほとんどが中国…
こうして長年自転車製造に係わっていると、多くの「自転車問題」を目にすることになります。 自転車も当然多くの「ねじ」で部品が組み立てられ、フレームに組み付けられているわけですが、 これ必ずしもトルク管理だけで済む問題ではないのです。 あるものは…
大事なことは何をやるか?!ではなく,いつやるか! つまり、答えは一つ、「今でしょう」。 勿失良机。
自転車は本来の自転車を考えて企画設計されることは今の日本では行われていないと考えます。 つまりできたものにいろいろと外見で手を加えているだけ? それならそれでいいのですが、自転車本来の機能を知らない人はさらに突っ込んで自転車機能を 阻害するよ…
自転車を大切にさせるには、自転車を購入後にもお金がかかるようにするのが一番では。 今の自転車、自転車業界は売ったら売りっぱなし、消費者も買ったら買いっぱなし。 これが自転車の価値を下げています。 たぶん自動車も売ったら売りっぱなし、買ったら買…
もう日本の自転車が中国製に代わって、30年になろうとしています。 ですから自転車の設計、製造、製造管理までの経験者はこの業界には もういないでしょう。 つまり自転車業界には自転車企画設計製造の酵母菌は残っていないということ。 つまり海外の酵母菌…
自転車を販売している特に日本のスーパー関係では、自転車販売のリスクを感じていないと思っています。 感じ方が足りないと思っています。 それは問題が発生すると日本側の勉強不足、そして無知が表面に現れてきます。 今後これらの問題発生を予防する為にま…
自分が進歩するに当たって、あらゆることを経験そして勉強することになるはず。 しかしここに当然時間の問題。 手っ取り早いのはいろいろな人の話を聞くこと。 そして自分の仕事から判断していらないもの、ためにならないと判断したものは、どんどん捨てていくこ…
もう自転車業界、JIS規格は自転車の先を行けないのでは。 そして自転車の後でもいいですが、自転車に対して遅れをとりすぎ。 もう自転車業界、JISの遅れ、何が遅れているかもわからないのでは。 分かる人もいないのでは。 今の自転車業界にとってはそ…
自転車は本来一般車はハンドルから両手を放してもある速度では真っ直ぐに走るものです。 そのようになるように設計されているのです。 (これすべての自転車に当てはまるわけではありません、ご注意を!) よく管理整備された自転車はそうなるのです。 しか…
私は若さの秘訣は「脳」にあると考えます。 もちろん肉体も若いに越したことはありません。 つまり「脳」に刺激を与えているか? 刺激とは「怒る、反論する、訴えたい」刺激と考えます。 そして常に進歩したいという刺激。 つまり勉強の刺激、向上心の刺激で…
何が自転車の科学? 人力飛行機の科学、と書くとみな不思議に思わないでしょう。 自転車は地面を走るもの、地面との抵抗で走るもの。 人力飛行機は空を飛ぶもの、空気を利用して翼に揚力を得て空中を飛ぶもの。 人は不思議と現在まで空を飛ぶ、ということに…
自転車製造は人間にとって非常に難しい作業なのです。 ですから日本の各メーカー常に品質に悩まされているはず。 なぜ? 一見簡単そうに見える作業、その中に緻密さが必要だからです。 緻密とは「科学的根拠」ですね。 問題発生に対して科学的根拠を持って問…
ヤジロベエに水の入ったバケツを持たせたものが自転車のスポーク車輪。 バケツの水の入り方が大きく偏っていたりすると、車輪が振れたり、自転車に乗っている間に振れが 発生しやすくなるのです。 また皆さんの乗っている自転車の後ろ車輪、外変速機がついて…
私以前の会社である人から、「あなた中国に行ってもどっちみち品質が良くならないなら、行かないほうがましでは」 つまり時間の無駄、お金の無駄だということでしょう、こう言われました。 品質が良くならなくても、クレームが減らないくても、品質を良くす…
自転車は簡単か?! 簡単です。 ではなぜ普通の自転車ができない。 ではなぜ進歩しない、進歩させない。 これ自転車を甘く見ていますね。 自転車を日本で造らなくなってから、こうした人が増えていると考えます。 自転車を知らない人が増えていると考えます…
日本の自転車企業、極端なことを言って、品質よりも儲け重視の自転車を考えるくらいの気持ちが必要では! そして初めて中国に対抗できて、日本に対抗できる自転車が生まれてくる、と言うものです。 この考え方、合っているとは限りませんが、極端に間違えてはいない…
中国では輸出先の条件を満足させるために輸出先の・・認証工場を取得することが必要になることが。 ですから・・認証工場という文字をよく目にします。 私は看板と中身の管理には大きな大きな差があるといつも思っています。 仕事で行く自転車工場は外見は立…
私にとっての中国の不思議。 長い中国での仕事です。 それは、 言ってもやらない。 そして、 言ってもやるとは限らない。 じゃあどうするんだ! 自分で問題発見して、関係者に連絡して、そして関係者の処理を見ること。 つまり自分で処理過程を確認すること…
日本自転車中小企業の技術者等は便利屋として使われるだけ?。 何か業績不振になると真っ先に削減対象に? そして技術的に熟知しているから、中国で何かあると便利屋的に使われるだけ。 じゃどうする!? そして各業界、技術者が上に上り詰めたという話もあ…