2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1417−クレームは放置しておけば自然に消滅する?!

クレームは放置しておけば自然に消滅する?! 相手は諦める? 中国15年の経験から何かこちら中国にいるとこう感じることがあるのです。 自然消滅するのを待っているかのようです。 日本からのクレーム連絡に反応しないのです。 反応が遅いのです。 日本側も…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1416−何か問題が起きると『原材料』のせいにする。

原材料からの加工部品で問題が起きると『原材料』のせいにする。 絶対に自分の非を認めない。 しかし日本側も同じ、すぐに原材料のせいにする。 確かに原材料問題も存在します。 しかし不良原因を見ればすぐに分かること。 寸法(加工公差)を調べれば分かること。 …

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1415−当たり前の品質の難しさ

あたり前の品質の難しさ 何でそんなに難しいの!? 当たり前のことをするには当たり前のことができる知識の土台があって初めてできること。 知識とは、自転車知識、自転車開発設計知識、製造知識、品質知識、輸出品質実情・・・・・。 私が感じるに、どれを…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1414−『仕事はルールある戦争』

仕事だから何をしてもいいというものではありません。 ルールがあるはず。 つまり仕事は『ルールある戦争』と考えています。 ですから私、ここ中国で社内の日本語教育においては極端な話しですが日本語を教えてはいません。 えぇっ! 相手を読む日本語、仕事は…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1413−看板は看板だけの意味しかない!ただそれだけ!

輸入国によってはその国の国家工業基準を満足して認証を取得している工場の商品しか輸入を認めない国もあります。 しかしその工場は行ってみてびっくり、そして自転車を見てびっくり。 まさにメチャクチャ、まったく自転車を知らない。 それでも『看板』の力…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1412−誰も気づかない私の仕事。

誰も気づかない私の重要な仕事とは。 それは、日本と向かい合い、中国と向かい合うこと。 それが私のいる中国側に利益をもたらすと考えています。 そしてそれは日本側の利益にも通じて来るはず。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1411−自転車業界発展のために

日本の自転車業界を再構築するには。 自転車企画製造販売側そして販売店が一体となる必要性。 それには一体化させるたための要素が必要。 それは『自転車車検制度』にほかなりません。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1410−日本側が反省しろ!

私、自転車関係の問題、日本側が反省しろ!と言う考えです。 そこからスタートしないと自転車の品質関係の局面打開には至りません。 お前が!お前が!では話になりません。 困るのは日本側のはず。 しかし日本側、ある会社は余りにも自転車知識がありません…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1409−人は誰しもより良いものを造りたいはず。

人は誰しもより良いものを造りたいはず。 もの造りに従事している者、皆そう思っているはず。 より良いものを造るには、何が必要ですか?!

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1408−『もの造り』と『兼ね合い』

『もの造り』と『兼ね合い』。 つまり『拘り(こだわり)』と『どうでも良い』の兼ね合い。 『もの造り』に於いてこの『兼ね合い』がどれだけ難しいことか。 なぜ? 兼ね合いを理解するにはそれだけの技量、経験が必要になるからです。 技量、経験がないと、どうし…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1407−考え方の相違から来る品質問題は解決できない

考え方の相違から来る品質意識は解決できない。 これ中国15年での仕事から来る実感です。 判断する基準が違うのです。 と言うより判断する風習、習慣、考え方、文化の基準が違うのです。 まあ言って見れば当然ですが。 でも日本向けを造っているのです。 ですから日…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1406−お金を渡すことは当たり前の行為

ここ中国は違います。 医者にかかって手術をしたり、回復して退院したりするときに必ず治療費とは別にお金を医者に手渡すようです。 日本ではあまり考えられないことですが、中国には中国の方法があります。 いいか悪いかを考えると自体が適切でないことも。…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1405−迂回-『お客様は待ったなし』

こちら中国、正面きって問題を解決させることは難しいのです。 そして決裂すればそれでおしまい。 だから迂回。 正面を突破しないと、批判を食らうことが多いのですが、そんな時間的余裕はないのです。 『お客様は待ったなし』です。 迂回は決して卑怯なやり…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1404−『意識の差』これが決定的。

自転車品質は自転車意識の問題。 自転車意識がはっきりしないと『問題』も見えてきません。 ですから問題を発見できないことに。 問題発見はいつも日本です。 そして初めて問題に気づくのです。 この繰り返し? お客様の信用がなくなります。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1403−中国自転車、これからどうするのか?

自転車に限らずこちら中国の報道を見る限り、『日本に学ぶべき』という文字が増えています。 この20年あまりの月日、こうしたことに目が向かなかったこと、目を向けなかったこと。 こうしたことにお金をかけなかったこと。 こうしたことに人材育成しなかった…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1402−『自転車車検制度実現準備委員会』に賛同、参加を!

正面から『自転車』を発展させなくても側面から日本の『自転車』を発展させることは可能と考えます。 自転車製造のほとんどが海外である以上、正面から日本で自転車を発展させることには基本的に無理があるのです。 まずは取っ掛かり易い『幼児二人乗せ自転車』…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1401−中堅販売会社を初め廃れる一方の自転車業界

廃れる一方の自転車業界。 自分の城を守るだけで精一杯の自転車企業。 どんどんどんどん身体を細くして自分を守る以外にない自転車企業。 原因は? 私にはもう日本には自転車を作る造るノウハウがほとんど失われていると考えています。 私にはもう日本では自…

中国自転車製造における中国での仕事−1400−あきらめた上で何が出来るかを考えること、これが重要。

中国での仕事、日本の会社の駐在員としての仕事と中国系企業内の一員としての仕事、これ当然全く違います。 場合によっては以前の経験からの概念は捨てて、新しいその会社にあった方法を選ぶことです。 それがたとえある意味間違った方法でも、不本意な方法…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1399−なぜ今まで中国製品は安かったのか?

なぜ今まで中国製品は安かったのか? 人件費が安かったから? いえ違いますね! 品質管理しなかったから。 品質管理にお金を使わなかったから。 と考えているのですが。 結果品質管理できる人が育っていないのです。 結果品質を認識し、そして確認分析できる…

自転車製造から小さな目で見た中国−1398−中国の良さとは何か?

中国の良さとは何かと聞かれれば、それは自分次第と言うことになるのでは。 比較から考えることなしに、中国のよさを探せばよいだけのこと。 ただ比較するだけでは中国の良さは見つかりにくいでしょう。 日本人には気が付かないところにたくさんの中国のよさ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1397−1000回記念!なぜ日本品質を教えることがこんなにも難しいのか。

なぜ日本品質を教えることがこんなにも難しいのか。 理由に 1.聞く耳を持たない 2.聞いてもそれが身に付かない、継続しない、継続させない。 この二つが原因。 つまりめんどくさいことはいや。 そしてもう一つ、問題発生に対して問題の原因を分析しない…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1396−一人一人の品質意識を高めるには何年掛かる?

一人一人の品質意識を高めるには何年かかる? これ、こちらにいる日本人、常に考えていることでは。 自転車は特に作業員一人一人の品質意識からできているのです。 でもこれ簡単なこと、社内問題によっては会社幹部の一声で高められる問題もあると考えていま…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1395−批判には耳を傾け感謝すべき。

私は最近年をとってつくづくと感じることは、人の意見、そして批判に対しては耳を傾け感謝すること。 これができて初めて人間は大きくなれること。 少しでも自分を大きくしたい考える人はこの土台が必要になるはず。

自転車製造から小さな目で見た中国−1394−一つ一つ開発の階段を登らない

こちら中国にいると開発の階段を一つ一つ登らないと感じることが多いのです。 階段の過程で危険箇所が予測できてもそれはその時なのです。 これは日本側とは決定的は相反する思考回路では。 既に完成された車種の模様替えであればまだしも。 当然新しいもの…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1393−容易ではないことは初めからしない。

ここ中国の人は容易ではないことは初めからしない、しようとしない。 ここ中国の人はめんどくさいことは初めからしない、しようとしないと私感じることが多いのです。 つまり、何が容易ではないかを十分に理解していると言う感じがします。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1392−お客様に謝ることの難しさ、謝る時は・・・・

どこの会社もいろいろな問題が品質面を含めて発生しているはず。 こちらの人、何かあるとすぐに丁寧な日本語を使って謝ることが多いのです。 私それを見ていてはらはらどきどき。 ですからいつも助言しています。 相手が謝罪を受け入れる姿勢がない場合は謝…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1391−興味のないことに興味を持つことが問題解決の鍵!

興味のないことに興味を持つことが問題解決の鍵! 興味のないことをやること、学ぶことは誰しも嫌なこと。 しかし興味のないことを学ぶことにより問題が解決することが多いのです。 つまり見えない部分が見えるようになるからです。