2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−931−部品不良の判断

こちらで生産しているとありとあらゆる部品不良が発見されます。 その時、部品を作る工程をある程度理解していないと、大きな過ちを犯す可能性が出てきます。 そして構造の理屈を理解する、理解できることが重要です。 そして、単なる単品不良か、それともロ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−930−会社が損をするようになることだけは防ぎたいのですが。

今考えていることは会社が損をするようなことになることだけは防ぎたいのですが。 お客様が怒り出すことだけは避けたいのですが ただこんなことですが。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−929−自転車、経験から来る設計値の重要性

自転車、経験から来る設計値が重要なのです。 ただJIS規格通りに造れば普通の自転車は出来ると思ったら大間違え。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−928−一般社団法人-自転車協会様へ

こちら中国で日本品質の維持確保に努める人間の一人として、新規格、規格の変更、その他連絡事項等においては 中国語版も同時に用意し、日本の関係各会社に発信してほしいのです。 ただですら、日本品質が伝わらない、日本品質を理解しない、理解しようとし…

自転車製造から小さな目で見た中国−927−まず自分そして自分そして会社

まず自分を考える、そして自分を考える。 そして会社を考える。 ちょっと日本とは違うかな? と言うのも会社を考えてもしょうがないと言う諦めが強いのではと思うのです。 だから自分を守ることになるのかな。 だから自分勝手になるのかな?

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−926−物が壊れるには理由があるのです

物が壊れるには理由があるのです。 不具合が発生するには理由があるはず。 『はい壊れました、確認して報告をください』いくらお客様でも、あほらしくて返事をする気にはなりませんね。 あらゆる問題、単独で問題が発生することはほとんどないのです。 相手…

自転車製造から小さな目で見た中国−925−『もったいない』・『おもてなし』・『恩返し』

私、日本人として誇れる日本語はと、とっさに聞かれたら 『もったいない』・『おもてなし』・『恩返し』と答えます。 『もったいない』という言葉、こちら中国では『ムダ』として使われることが多いような気がします。 私は『もったいない』はこれとは違い、…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−924−日本での問題発生、自然に発生するものではありません。

中国14年の仕事経験から判断して、日本での問題発生、自然に発生するものではありません。 工場側で問題発見しないから、問題発見できないから、問題発見しようとしないから、問題を問題として認識しないから、認識できないから、 認識しようとしないから日…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−923−品質問題の圧力を体で感じることはないから

人は、会社は 外部(消費者)からの力を自分のことと受け止めなければ、そして 外部の力が直接自分に降りかかってこなければ、ことの重要性は理解出来ないのではなくあまり理解しなくてもすむのです。 自動車はどうでしょう、品質問題から自社名のブランドを…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−922−私の仕事

品質を維持していくのが私の仕事。 しかし品質の基本改善にはなかなか至らないのです。 仕事は品質管理ではありません。 不良品を発見して問題を表面化させることが仕事 問題を表面化させないことには問題として捉えられないからです。 私の仕事は真の品質管…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−921−JIS規格での日本側の不思議

日本側JIS規格に対して厳格な要求をしてきたかと思うと、ある時は全くその正反対。 私非常に不愉快なのです、不満なのです。 それはリフレクター。 道路交通法でも定められて自転車の重要保安部品です。 強度的部分では徹底的にJISにこだわるくせに、リフレ…

自転車製造から小さな目で見た中国−920−なぜ大きな声を出す?

なぜ突然大きな声でみなの前で話し始めるのでしょうか それは自分の主張をはっきりさせる為 そして自分を有利に導くため。 そして時には自分の不利を何とか隠す為。 いずれにしても日本人の私、びっくりしますね。 何事が起こったのかと。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−919−物は壊れる

物は壊れる。 これ全く当たり前のこと、自然なこと。 要は壊れ方の問題です。 勿論そこには使用期間、使用状態が重要な判断要素になりますが。 壊れ方を分析できないと、ただ単に古くなれば壊れるとの分析結果報告。 これでは日本側納得しません。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−918−日本で問題が発生したからクレームになるのです。

こちら中国にいると、日本からの問題発生がクレームとして中国の会社に連絡が入ります。 しかしここで、日本から問題発生をありえないこと、と判断することが多いのです。 ありえるから日本で問題が発生しているのです。そしてクレームになっているのです。 …

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−917−日本からのクレーム情報で早合点するな。

日本から来るクレーム情報、その道の人が撮影する写真とは限らないのです。 ですから写真だけで早合点すると、大きな間違いが待ち構えているかも。 問題を正確に判断するにはいくつかの条件があります。 その条件を満足して初めて正確な問題認識ができるはず…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−916−日本の自転車メーカー、サドルには金をかけない。

私は日本の自転車メーカー、サドルには金を掛けないと思っています。 皆さん自転車メーカーにいて、必ず経験があるのでは。 サドルの表皮を留めているホチキスの針でユーザーが指を怪我した。 これ必ず経験のあるはずです、断言します。 しかし一向にこれら…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−915−考え方と考え方の組み立て方。

考えかたと言うもの。『何でこんなこと分からないの!』と私思うことでも、 人によってはこれが理解できないのです。 やはり考え方というもの、その人が育って来た環境で決まってくると感じます。 『そんな事通用しないよ!』と思ったことでも、やはり十分に…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−914−日米富士自転車淵野辺寮

この年になるとやはり昔を思い出しますね! 『窓を開ければ丹沢の山が見えますその傍で、今日も仕事に励みますうぅうう、こんな姿を誰が知ろう、見れば一癖ありそおで・・・ 当時会社にいた今村さん?が替え歌を作ったとか。 昭和40〜50年代は日本にとっ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−913−ブランドを背負った2種類の自転車

知名度の高いブランド名を掲げている自転車が多く見られるようになりました。 一つは自社のブランド名を掲げて品質で勝負するもの。 もう一つはブランドの名前を借りて販売を促進しようとするもの。 この二つ、品質に現れる差は大きいのです。 これ当たり前…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−912−自転車フレームのロー付け技術

私は以前大阪のフレームメーカーにいまして、常にフレームのロー付けに関係していました。 その関係もあり今から13-4年前に中国に来て初めて、中国側のフレーム等のロー付け技術の低さにびっくりした記憶があります。 というのも部品同士をつなぐに当たっ…

自転車製造から小さな目で見た中国−911−食品の賞味期限

食品の賞味期限に注意してください。 生産日が書いていないのです。 どこを探しても書いていないのです。 仮に書いてあっても消費者が分からなければ意味のないこと。 日本にも生産日が書いていないものもありますがそれは特殊事情からでは。 一般に売られて…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−910−品質は誰がチェックするのかが問題。

品質は誰が確認して、チェックして、判断しそして誰が出荷許可をするかが問題。 しかし実際には検査しているようでしていないのも同然な検査の場合も。 誰が許可するわけでもなく出来上がったので出荷。 もしこの通りだとすると無法地帯。 工場も法治国家で…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−909−塗装前処理不良の恐ろしさ

こうした問題発生の少ない他の塗装前表面処理方法はないのでしょうか!? 私はあると考えています。 環境保全の関係からも、処理方法をかえるべきでは。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−908−日中の谷を埋めるのが重要な仕事。

考え方、そして自転車のこと全てにわたる問題で、日中の谷を埋めることが私の仕事です。 双方円滑に仕事を進めるにあたって、重要な仕事と考えているのですが。 しかし消費者の側に立った品質を理解させることは、強力なバックアップがないことには不可能に…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−907−どこで何を管理するか。

フレーム企画設計工程→生産工程(溶接工程)→塗装前の表面処理工程→塗装工程→組み立て工程→出荷工程。 全く大雑把に分けて自転車を造る工程はこのようになります。 各工程で何を管理するか、何を管理させるか、これが問題で、管理されていないことがほとんど…

自転車製造から小さな目で見た中国−906−日本語、中国語。

こちらで中国語を習い、そして日本語を教えていると、日本語もかなり難しいということが分かるのです。 私、中国語に悩んできましたから、てっきり中国語の方が難しいと考えていましたが。 やはり簡単、難しいという意味は、習得がある程度済んでいる人には…

自転車製造から小さな目で見た中国−905−中国側は予防策を講じない

中国側は予防策を講じない、と感じることが多いのです。 つまり先を見ない。 問題が発生したらしたで、その時になって考える。 それはそれで良いにしても、なぜまた同じ問題が発生するのでしょうか。 それはここで言うまでも無いことです。 再発防止予防策を…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−904−営業と品質

営業に対して品質そして品質フォローが伴わなければそれまで。 営業とは品質を売ることでは。 ですから営業に至るまでの品質確保維持体制が最も重要と言うことになります。 『営業だけで商売が出来るはずがありません』 技術系の人員にできる営業応援は最初…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−903−先を読まない、先が読めない、先を読もうとしない

私、中国で仕事をしていて困ることは、私は先を読むのですがこちらの人は先は読まない。 私はいつも問題発生が予見できる問題には神経を尖らせていますが、こちらの人はそうではないのです。 ですから時として日本で大きな品質問題が発生して、大きなお金を…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−902−現物で教育する以外ない。

理論で教育しても始まらないのです。 現物で教育する以外ないのです。 どうしたら日本側を満足させ、そして中国の会社を守れるか。 私日本人、会社は中国。 これだけでも相反する問題が相当含まれます。 いかにして中国式考え方の中に日本式考え方を割り込ま…