2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−807−工場の品管って何?

自転車工場の品管って何? 品管って不良品を発見する所? 品管って品質改善にはあまり役立たない? 自転車工場の品管ってクレームの報告書を作る部署? 品管と製造は仲が悪い? 品管は製造への影響力もない?クレーム報告書は自作自演? 品管の武器は一つ全…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−806−電動部品開発に当たり−17−一流メーカー品に匹敵する提案が必要

s、y、bの上を行くのか、下を行くのか。 真似をするのか、独自の路線をいくのか。 これはこの勝負の勝敗の分かれ目になるはず。 また買う人の、買った人の不安を取り除いてやれば、買う人はブランドにこだわらないはず。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−805−電動部品開発に当たり−16−電動アシストバイク組み立て工場の盲点を探れ

電動アシストバイク組み立て工場の盲点を探れ。 ヒントは日本と中国側の品質認識の違いから来る問題発生のことで、 電動部品以外の意外な落とし穴がまっています。 つまり品質意識がある程度高く無いと、そして問題発見能力のある会社で無いと、くだらない所…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−804−電動部品開発に当たり−15−アシストバイク組立工場は,自転車JISを熟知しているか。

勿論電動部品開発側にも自転車JISを知っておく必要がありますが、それ以上に製造側が、自転車JIS規格知識が あるかどうかも問題。そして品質意識、品質管理意識、部品意識があるか。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−803−電動部品開発に当たり−14−開発側に見えないリスクを取り除いてやる

販売側が考える問題も、こちら側から提案することで不安を解消してやる。 つまり、アフターサービス分野においても提案できるものがあれば、拡販につながるということです。 そして電動部品側の完成度が高くなるというもの。 もの造り、相手側のことを考えて…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−802−電動部品開発に当たり−13−中国側の部品ノウハウを取り入れる

中国側部品には、日本には見られない利点のある部品も多く存在する。 これを見逃さないこと。 開発経費に係わる問題です。 明らかに中国側の電動備品の方が進んでいるものもあります。 進んでいるということは開発経費に直結していると言うことです。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−801−『今でしょ!』、『後でしょ!』この区別の重要性。

物事、『今でしょ!』、と考えると同時に『後でしょ!』も考えて行動を起こすことが大事。 つまり慌てないことと同時に、急ぐことが大事ということ。 これ経験を積んで初めてできることでは。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−800−今書いているブログと自転車の関係は?

今書いているブログと自転車の関係は? 知らない人は何ら関係を見出せないでしょう。 理解できる環境にいる人には理解していただけるのでは。 『自転車』そして『中国』そして『日本』、『自転車のことだけが自転車では無い』ということです。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−799−電動部品開発に当たり−12−開発し易いような提案。

電動部品を広めること、拡販するには、相手側電動車に不慣れでも開発し易いようにしてやること それにはやはり自転車を熟知する必要が出てくるはず。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−798−電動部品開発に当たり−11−開発経費

電動アシストバイク部品を提案するに当たって、電動アシスト自転車の開発経費の少なくて済む部品提案を目指すこと。 特に配線におけるコネクター問題は重要で、この関係で更に樹脂金型開発を必要とすることにもなるはず。 防水、泥、油等の対策は必要になる…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−797−電動部品開発に当たり−10−自転車側の特殊部品は避けよ

車種によっては、自転車側に特殊部品を必要とするような、電動部品提案は避けるべき。 電動部品提供側も販売に支障をきたすと同時に、電動車開発側も開発コストがかさむことになります。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−796−電動部品開発に当たり−9−双方の技術者会議が必要

日本と中国の場合はどうしても開発に距離が発生します。 この距離を縮めることは困難。なぜ? それは中間に言葉の壁、そして仲介人の自転車知識、電動部品知識の壁があるからです。 ですから最初は双方の技術者同士の会議を開くことがベスト。 訳の分からな…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−795−電動部品開発に当たり−8−相手側の車種に対して適切な部品提案が先

電動部品を売ることが先決ではなく、相手側の車種に対して適切な電動部品を提案すること。 つまり相手側の車種を実験台にすることは禁物。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−794−ちょっとした運命のいたずらで『死』にいたることに。

今回の韓国の海難事故、ちょっとしたことから自分の命を落とすことになっていると感じています。 もう年で涙もろくなってきているせいで、ニュースを聞いていて涙が止りません。 この年になると人をあまり信用しないというか経験から信用できないのです。 つまり…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−793−電動部品開発に当たり−7−問題の出にくい部品提案

一度問題になってしまうとあらゆる面で非常に処理が厄介なのが電動アシストバイク。 常に問題の出にくい部品設計、部品提案が必要で、後のアフターサービスに影響する問題です。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−792−ノーパンクタイヤ。

ノーパンクタイヤ、皆さんご存知ですか。 空気の変わりにあるものを注入しています。 弾力性もあります。 フレームへの強度影響、部品への強度面への影響は?

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−791−電動部品開発に当たり−6−組み立て製造

部品精度、組み立て精度のバラツキを吸収できるような部品開発、部品提案。 あまりにきっちりと造ってしまうと、極端なことを言って組み立てられない、組み立てにくい結果にも。 私、物の設計の基本は根拠に基づいた『シンプル』であることだと考えています。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−790−電動部品開発に当たり−5−フレーム製造

フレームは一般にTig溶接、ロー付けで各部品(主に鋼管)が接合されます。 またアルミ合金材を使用したフレームにおいては熱処理が必要となります。 こうしたことから考えられる問題点は部品設計時にあらかじめ考慮しておく必要があります。 特に自転車のフレ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−789−電動部品開発に当たり−4−フレーム構造

フレーム構造を理解して部品開発の望まないと、開発後に多くの無駄、損失が現れてくることになります。 つまり考えられる問題を事前に把握して開発に臨む必要が出てくるはず。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−788−このブログも書き始めて2年が過ぎました。

このブログも書き始めて2年が過ぎました。 何とか内容の違うネタを提供したいのですが、読み返して、内容がかなり重なって来ました。 それも悩み苦しんできた部分がくどくどと、書き綴られて来ている感じが自分でもします。 また内容が自転車という特殊な環…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−787−電動部品開発に当たり−3−フレーム知識

まずは電動アシスト部品を移殖するフレームを勉強する必要が出てくるはず。 そして初めて電動部品の開発が進むというもの。 自転車を知らない、自転車フレームを知らない、自転車フレーム製造を知らない状態での部品提案が目立ちます。 ここですぐに電動部品…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−786−電動部品開発に当たり−2−最も重要なこと

人の意見は鵜呑みにせず、一度自分の身体で消化するということです。 これは決して鵜呑みではなく、真似に変わりはありませんが、そうすることによって 更に情報を進化させることが出来ると考えます。 人の知識ではなく自分の知識にすることです。 ですから悩まな…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−785−電動部品開発に当たり−1−自転車は曖昧

皆さんご存知の通り、自転車製造は大阪堺の鉄砲鍛冶から発展してきました。 ここで電動部品開発に当たり、自転車は『曖昧』を念頭に考えていただきたいのです。 造り方も鉄砲鍛冶から、そして組み立ても人の力、つまり人=曖昧、これが基本です。 この中でどのよ…

自転車製造から小さな目で見た中国−784−品質、やはり最後は『おもてなし』の心

もの造りを考えると、どうしても『おもてなし』の心に行き着いてしまうのです。 もの造り、進歩が止ってしまった時点で死んでしまったのと同じでは。 死んでしまうとは、私の常々口にする所の『お客様からの要求がない』、『お客様からクレームがない』。 こ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−783−私をだますのは10年早い、いや・・

いろいろな問題が発生する中、原因においての分析でほとんどが誤った、或いはいい加減な分析報告です。 と言うより本当のことは書けないのでしょう。 そして責任所在にはいつも作業者。 ほとんどの問題作業者の意識、そして今後の対策は作業者教育、そして検…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−782−現場を見抜け

製造現場と言うもの急には犯行現場は隠せないのです。 また隠したつもりでも何か痕跡が残っているものです。 手直し作業をしたり、面倒な作業を省いたり、確認を怠ったりするとそれは一目両全で、それは品質に現れてくることがあるのです。 ですからどうして…

自転車製造から小さな目で見た中国−781−蚊取りラケット

ここ中国での必需品、蚊取りラケット。 中国語で『電蚊拍』といいます。 大体日本円で400円から500円。 蚊取りスプレーもありますが、臭いがきついのです。 匂いが後に残るのです、気分が悪くなります。 蚊取り線香は効きませんね。 この電蚊拍、蚊が感電す…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−780−折れました、曲がりました!

今の日本のメーカー、問題が発生すると『折れました。』『曲がりました。』 報告書をください。 そして送られてくる写真、とてもじゃない原因を究明できるような角度の写真ではありません。 今の日本側、余りにも・・・・・・ あ〜あっ。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−779−自転車の品質管理の仕事とは

品質管理の仕事とは? 品質管理の仕事とは品質で管理すること。 では品質を管理することは品質管理の仕事ではないとすると誰の仕事?! 品質で管理すると言うことは、品質で管理されていて初めてできることでは。 品質で管理されていない商品をどうして、品…

自転車製造から小さな目で見た中国−778−『没用・・・』が一番心配

これまで何度となくこちら中国の人、問題が発生して問題指摘すると『没用・・・』という言葉が返ってきます。 そして私も何回となく書いてきました。 しかし、私、時として何を根拠に『没用・・・』(・・・ない)と言っているのか分からないのです。 時として相手は知ら…