2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
中国も今こそ品質に目を向けるべきと考えています。 中国での一般の工場で高品質を目指すのは無理と言うもの。 これ私、中国15年の経験から感じることです。 高品質を目指すならそれなりの土俵が今現在すでに完成していることが条件になるはず。 私に言わせ…
会社が発展するには、発展させるには、会社幹部と従業員一帯になって、常に『これでいいのか?!』を 考えることが重要、これでいいのかを考えさせることが重要では。 つまりこれを実行するには、これを実行させるには。
皆さん、日本側から見える中国自転車品質は現物を見て見えてくる中国では。 もしそうだとすると、その見解が大きくずれていれば対策も大きくずれていることになります。 実際そうでしょう。 私日本人から見た日本側自転車会社は、私日本人ですから見えてくる…
自転車造りのように、中国中小企業でできてしまう物においては、 もの造りの違いが日本と中国で顕著に表れてしまうのです。 そして自転車工場=部品組み立て工場ですからなおさら。 そして品質意識、品質知識、自転車知識、製造知識、各種自転車規格知識等が…
自転車業界の若い人たちへ、いろいろなことをたくさん経験して、たくさん失敗して、大きくなってほしいのです。 でも経験できる場所が限られて来ていることが大きな問題。
私、中国では先に言ったもの勝ち?と言うイメージがあるのです。 先に大きな声を出した方が勝ち?と言うイメージがあります。 だからどうしたの? 別に。
問題が発生すると、直ぐに品保(品質管理部)が呼び出され責任を問われます。 私は製造部の責任と思います。 いずれにしても問題処理は品保がすることになるのですが、おかしな事では。 だから一向に製造部は進歩しない。 そして品質管理部には品質改善させ…
安全な自転車をもう一度考え直そう。 皆さん、より安全な自転車の考え方をもう一度考え直そうではありませんか。 特に幼児、子供車においては身体に合った自転車を与えるべきです。 企画製造においてもこれが基本であるべきと考えます。
フレーム設計の押さえどころとして、人間が乗るものであること。 ですから乗っていて過ちもあるというもの。 何かの原因で両手を放した場合、瞬時コースを逸脱するような、ハンドルを切ると著しくヘッドが上下するようなフレーム設計は論外。 (先日のツール…
箱を空けたら部品が壊れていました。最近このクレームが多いです、改善してください。 日本側自ら問題解析できないのに、そしてまたこうした伝え方では私自身もクレーム内容に目を向ける気はしませんね。 これでは何を改善したらいいのか全く分かりません。 …
中国での自転車生産に立ち会っていて、感じることは、『気を使う所』に大きな隔たりがあるのです。 私は日本でクレームにならない部分まで気を使う気は全くありません。 そうでもしないととてもじゃない神経がまいってしまうからです。
自転車は無理をすればどんな自転車にも乗れるのが人間。 だからといってメチャクチャ企画しないでください! 特に幼児は違う! 幼児は無理をしても乗れないものは乗れません。 少なくともペダルに足が着かなければ乗れませんし、親も乗せたがらないはず。 当…
辞められては困る! だから強く要求しない、追求しない。 その結果、今度はお客様に影響が行くのです。 お客様は待ってくれません。 ましてやお客様から『いつ』、の返事ができなければ、なおさら。 これ悪循環。 会社をスムーズに運営させることが、そして…
中国で自転車の生産が始まり、そしてほとんどの生産が中国に移行した現在までを振り返って 中国製自転車は森を見ずに終わると考えています。 一部の業種を除いて中国でのOEM生産というのは、それで始まりそれで終わると思っています。 なぜ? 頼まれたから部…
自転車製造の悩み。 『木を見て森を見ず』。 森は木からできていますが、木は森からできているわけでは有りません。 『部品を見て自転車を見ず』。 これでも自転車はできてしまうのです。 ここに大きな自転車製造の盲点があるのです。 これが自転車の運命でしょうか…
『木を見て森を見ず』、これが自転車製造会社。 つまり部品アッセンブリー工場なのです。 部品組み立て屋なのです。 日本側もこのことは十分頭に入っているはずなのですが、これが日本側の大きな欠点。 中国側自転車品質が安定しないのは日本側の責任もあることを…
まさに『木を見て森を見ず』! 自転車を造っている工場で『部品』は見るが『自転車は見ない』、とするとどうなりますか?! 私中国15年の自転車製造に携わっていて常に感じてきたことです。 会社内部署で部品入荷受け入れ等、十分ではありませんが気をつか…
言えばやる、言わなきゃやらない。 非常に合理的な考え方。 ですから言わないと改善しないのです。 つまりクレームにならないと改善しないのです。 無駄がまったくないのです。
中国で仕事をしていてつくづく感じることは日中双方での物差し自体の違い。 これは当然品質に関しても物差しは違っているのです。 時によってはまったく違った物差しなのです。
自分の意見をまとめるには人の意見を十分に聞くことからはじめるべきです。 聞くことは必ずしも同意すると言うことではありません。 後で自分が困ることになるブーメランを予想して考えるべきでは。 ブーメランが自分に向かっていると気づいたときにはもう回…
品質確保の全てが検査頼み。 ですから毎日が鍛冶屋仕事、たたいて直して。 品質確保の全てが検査頼みですから検査発見能力が乏しければそれまで。 根本から直す回路がないような気がします。 そして見ない、見る気がない、見る勇気がないとなると。 つまり日…
知っていますか?!当たり前の三つの要素。 1.知らないという当たり前 2.知ろうとしないという当たり前 3.知らない振りをするという当たり前なぜ?! 『知る』とは責任を問われることにつながるからでは? ですからまったく過去の経験は活きて来ません…
日本側、品質問題何か起きると・・・、作業者変わっていませんか?と聞いてきます。 私は、『くだらない分かりきったことを聞くな!』といつも思います。
こちらにいて一番重要なことは中国15年の自転車製造に携わっていて『諦める』ということ。 そして『諦めた上で何ができるか』を考えること。 これに行き着くのです。 そして諦めているのは私一人ではないこと。 ですから余計に『諦めた上で何ができるか』…
何か問題が起きるとすぐに比較して自分を正当化する人がいます。 これは自分に何か引け目がある?ためではないかと考えます。 何か自分に自信がないんでしょうね。 自分に考え方がないのでしょうね。 これでは進歩しないですね! 比較する相手の問題です。 …
物を考えることは簡単。 いやならNOと言えばいい。 言えなければあきらめれて頑張ること。 その他に良い選択肢見つからないのです。 なぜ!?だってそうでしょう。 中途半端が一番いけないことでは。
中国で品質を維持していく上で重要なことは?と聞かれたら。 人と同じ方法で品質問題を見ないこと。 つまり人が見ない方法で、人が見ない部分を見ること。 と答えますね。 人と同じような方法ではここ中国では品質は維持できないと言うことです。 でもこれは…
私、最近のJIS改正は的をずれ始めていると感じます。 日本側の自転車の基本的知識も薄れていく中にあっては、もっと常識的な『自転車』部分を強化すべきと考えます。 全ての自転車ではありませんが、自転車、ある車種においてはある程度は両手をハンドルから…
中国でいろいろな生産に携わっている方は経験があるのでは。 全てのスタートは『何でもありから』始まりまるのです。 しかしずっとこれで良いはずはありません。 ここからが正念場。 『何でもあり』、を是正するには しかしこの仕事、理解されることはないの…