2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
私、自転車を作るのも饅頭を作るのも基本的に同じと考えています。 つまりお客さんが『おいしい!』という饅頭を作りたいのです。 次から次へと注文の来る饅頭を作りたいのです。 自転車にはこれは無理なことでしょうか?! お客様が満足してくれる物を作り…
思った時にすぐにやる。 これ私の信念。 私事ですが女房にはせわしなくて嫌われていますが、どこかの市町村で『すぐやる課』があったと思います。 私の基本的考え方は『後でやる』は『もうできない』につながると考えています。 私の中国滞在中に母は亡くな…
今の私、今までの自転車経験の上に立って中国で仕事をしていますが、古い経験は時として大きな間違えの元。 大きな恥をかく元になると考えています。 ですから私の好きな中国語は『活到老学到老』。 いくつになっても自分を磨く(勉強)訓練そして忍耐(あき…
ここ中国にいると、美味しいものを食べていないわけではないが、自分がうまい!と感じるものを食べると幸せになるのです。 つまり人は満足すると幸せになれるということ。 つまり人を満足させられると幸せになるということにも。 でもこれは非常に難しいこと…
品質を教えることは日本を教えること だから10年20年30年を見据えた規模で。 だから不可能なこと なぜ?、あなたそんなに待ちますか、待てますか? でもこれでは会社がつぶれてしまいますからいつも真剣、懸命です。 人はその人の立場にならないと基本的にそ…
海外へ輸出するためには輸入国の条件がある場合があります。 私の経験からいろいろとある・・・認証工場、何の意味も感じません。 こと自転車製造に関してはこれらの看板、何らその工場の社格及び品質を意味していません。 言ってみれば自転車はそれだけ特殊…
ごく当たり前のことを要求すると必ず『コスト』と言ってきます。 私のごく当たり前のことは、こちらでは行き過ぎた要求のようです。 この差は大きい、埋められない! でも埋めないと、中国の会社が更なる損失に追い込まれてきます。 つまり注文が自然に減っ…
どうしたら中国の会社を自分なりに守れるか? これ中国の会社で働く日本人、考えたことがありますか。 私は常に考えています。 こちらの人には想像も付かないでしょうが。 なぜ? 働くという基本的な考え方が少し違うように感じるからです。 日本人は厄介で…
こんな自転車でも『もの造り日本』を教えることは至難の技。 なぜ? 日本は一番に『いい物を作ろう』とする頭が働くこと。 もっと的確にいうと『悪いものは出さない』という抑止力が常に働いていること。 良い悪いを判断する前に、中国はまず『出荷してしま…
こちら消費者の立場に立って考えると、製造すると、めんどくさい、儲からないと考えているようです? その結果いつまでたっても会社は発展しません。 その結果いつまでもに日本が優位に立てているのです。 このことに早く気づいた企業が中国では優位に立てる…
自転車品質は『意識』の問題。 基本的に『コスト』には左右されないはず。 『コスト』に左右されるというのは言い訳に過ぎないと感じます。 この壁を破れは会社は発展し、さらに利益が出ると考えます。
自転車品質は絶対に上がらない! なぜ? 自転車製造工場はアッセンブリー工場なのです。 部品を買い揃えて組み立てる工場なのです。 言ってみればただそれだけの工場なのです。 30から40の部品からなる自転車。 これらの部品が皆足並みをそろえて品質改善に取り組…
品質問題の改善は後にも先にも『品質意識改革』。 これが100%作用すると考えています。 ですから改善は非常に厄介なことなのです。
考え方の問題はいつでも取り返しが付きます。 しかし経験のなさから来る問題は取り返しが非常に難しいのです。 特に上に立つ人間、経験のなさは部下に見抜かれています。 経験を伴わない理論は部下にとって薄っぺらなものに過ぎないのです。 上に立つ人間は…
良く問題が起きると、日本側からどのようにして品質管理をしているのですか? と聞かれます。 私は、はぁ? どこかの一流企業でない限り品質管理などしていないに等しいのです。 ほとんどの低価格部品を造っている工場は品質管理する間接人員はいますが実際…
私、中国での仕事で障害となる言葉は『没办法』『没有方法』。 何か厄介な問題が発生するとすぐこれ『どうしようもない』という言葉です。 まあ、あらゆる環境、日本と違いますから理解できる点も多いのですが。 この言葉があらゆる発展をさまたげていると言…
中国での仕事、日本人としてできる事はたくさんあるのです。『しかし』・・・ 私中国での仕事を始めて14年、この期間に『しかし』という言葉がどれほど使われたか、それほど使わないと説明が付かなかったことか。 私は定年前の会社である台湾幹部から、お前…
中国14年、自転車製造から見た私にとっての中国の不思議。 予防予知の概念に乏しい。 よって起こるべくして問題が発生。 ですからほとんどが問題発生してからの処理。 問題発生しても強く再指摘をしないと対処しない場合も。 寒気がしますね、ほんと。
物を改善する、なかなかうまくいかないことが多いのでは。 一人で作れるものは別に問題をオープンにする必要はありませんが、こと自転車においては多くの人の個人技で造られている部分が多いのです。 ですから皆が情報を共有する必要があります。 なぜ? 情…
品質問題改善には必ず力-権力が必要?! 日本では必ずしもそうではないかも知れませんが。 ここ中国では『道理』が通らないことも多いのです。 ですから時として特に対外交渉において、下っ端では相手側は不利でも相手側は何だかんだと理由をつけて責任を負お…
私、中国での仕事14年あまり、常に理解できない行動にぶち当たるのです。 これ会社、組織、集団を代表した動きが少ない?こと。 皆ばらばらと思えると感じることが多いのです。
日本に帰国中にちょうど始まった映画『振り子』を見てきました。 見た人の中で何かよく分からなかったとい言う人もいるのでは。 これが『縁』ですね。 だから不思議なのです。 皆さんの中で『縁』を感じたことがないという人も? これはただ自分で感じていな…
ただ見てるだけ、ただ作るだけ。 少しは工夫してくださいな! 少しは問題の発生しないように工夫してくださいな。 少なくとも問題の発生しにくい方法を考えてくださいな。 味加減を考えないで作った料理、味は想像できるでしょう?! 世の中大きな事件がおき…