2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧
生産現場は時として作業手順から人が余る事があります。 ついこの人たちを他の作業工程に応援させたくなるのです。 これは絶対にしてはいけないことです。 必ずと言っていいほど、あらゆる面で問題が発生するはずです。 私、これを『副産物』と呼んでします。…
自転車生産においては各車種ごとにいろいろな特徴があるのです。 同じような車種に見えても車種ごとに特徴があるのです。 この特徴を一車種ごとにマニュアル化することは不可能ではありませんが、仮にマニュアル化しても一回一回見ることはないでしょう。 例…
『工場』ですから『組織』で『物』を『造』っています。 一時期日本でも、物の完成度、そして責任問題を明確にするために『セル生産方式』も考えられたようですが、 ここ中国には向きません。 一つに、人の入れ替わりが激しく、技術技能が安定しない為です。 …
ねじの締め付けトルク問題、勘違いしている人が多いのです。 ねじの締め付けトルクで管理するものと、そうでないものとがあります。 そうでないものとは、ねじを締め付けて固定される側の固定力で管理するものです。 部品の材質、そして構造、そして機能を良…
不良が比率が高ければ、当然それは不良ではなくなってしまうのです! 当たり前として処理されてしまうことになるのです。 これ当然、そうでもしないと良品がなくなり、生産できなくなるからです。 当然不良基準は引き下げられることに。 そしてそれが当たり…
従業員の品質意識を上げることは会社を繁栄させることで、必ずしもコストアップにはつながらないのです。 コストとは全く関係ないとは言いませんが、コストと絡めて判断することは間違えでは。
中国自転車工場、なぜこう毎日が品質確保にあわただしいのか。 それは工場全体の作業バランスに問題があるからです。 長年、検査に頼った生産品質確保、そしてそれを引きずっての製造品質の確保、そしてまたそれを引きずっての設計品質確保、 そしてこれら改…
皆さん、中古自転車を買ったことがありますか?! 問題は車の中古自動車同様、どういう経路で入ってきて、そしてどう整備されて販売されているかです。 これがしっかりしていれば問題は少ないと考えますが。 しかし中古自転車は違ことも多いのでは。 つまり…
皆さん、中国から来るサンプル車を見て、『何だこりゃ!』と感じたことがあるはずです。 中国側に問いただすと、『サンプルだから』。 しかし、サンプルは正直です。
私、中国で色々な工場を経験していますから、その工場にはない良いものを取り入れて行きたいのです。 ここでまた『しかし』が存在するのです。私の力の足りなさを指摘されればそれまですが。 ここ中国では『しかし』なくして仕事は語れません。 理屈ぬきで良…
私、良い物を生産しようと頑張っているのではありません。 言葉は悪いですが、当たり前の品質を確保したいだけなのですが。 しかしこれ、何も中国生産側の問題とは限らず、日本側にも多くの問題が存在するのです。 ですから余計に当たり前の品質を確保するこ…
人は育てるものだと思います。 教育するものだと思います。 人を育てるには時間がかかりますが、これを省くと結果、つけは自分に降りかかってきます。 人を引っ張って来る方法もありますが、こういう会社、いずれはまた人は去っていくでしょう。 これ、人を…
全てを決めての出発ではない、出発してから決める。 旅行で出発してから泊まる所を決めよう、とは訳が違います。 私、この考え方を否定するものではありませんが、こと製品開発においては、これでは余りにも先行き不透明では。 不透明ならまだしも、先行きに…
乗る楽しさを趣味としているならブランド車を選ぶのが良いのでは。 自転車、幸いにして良いブランドのものでも何とか買える値段です。 ある程度手軽にブランド車に乗れることです。 良いものにはやはり、レース等で培ったノウハウが生かされていると感じてい…
行き詰ったら考えて見てください、自分の考えていることを。 自分の考えていること、言っていることは正しいと思ったら、考えてください。 私の考えていることは正しい、間違っていない! ここで深呼吸。 少なくとも間違っていないということは、合っている…
世界一流の企業と言えども皆悩んで大きくなってきているのです。 私の駐在した、たかだか13年前ですが、私から見えるものは何もなかったのです。 しかし企業が利益を得て、そして経営者の方針、考え方により、日本でも多くのユーザーが好んで乗るようになっ…
年内にも改定された道路交通法が施行されるようです。 何ゆえ自転車使用者のみが表面に出され、悪者にされているかのよう報道だけなのでしょうか。 『自転車の検査等に関する規定』が今回の改正で盛り込まれるようですが、ぜひともリフレクターに対しての有…
私、現地で仕事をしている人、駐在員を含め如何に現地に貢献して、そして品質維持、確保ができるかを考えることが役割と考えます。 これには当然各方面の知識を伴っていないと難しいことになります。 現在、現地で仕事をしている人、そして駐在員の人、常に…
私、このブログの初めに、中国では、まずごみを散らかしてから片付ける、掃除をするという考え?であると書きました。 仕事の上からでは、不良品はまず出荷してから、その反応を見て対処するという考え方のように思えます。 つまり『まず、ごみを散らかして…
日本からは問題が起きるとなぜ?! 今まで何にも問題が無かったのになぜ?! 作業者が代わったのですか? 原因を良く調べて報告してください。 この質問、最もなようで全くずれた質問です。 全く人間のやることに疑問を感じていません。 100%だと思って…
時間がかかる問題は今から直ぐに始めることです。 特に教育は時間がかかるのです。 なぜ? 一枚皮をはいでから、新しい皮を被せなければならないからです。 古い皮の上に新しい皮を被せても意味のないことです。 ですから強力なバックアップが必要になるので…
問題の処理方法は理屈、理論とで処理できればこんな簡単な事はありません。 実際、自転車品質においては、問題処理報告書は、ここ何十年も記載されている原因及び対策は同じ内容です。 それにもかかわらず、そうした決まりきった報告書を日本側受け取らざる…
日本側勝手なものである。 問題発生に対して製造側の責任にすることだけに終始し、自らの企画責任には触れないことです。 特に部品問題で何度失敗しても、製造側に責任を押し付けるだけで、自らは反省しない。 と言うより日本側は、反省する部分がないと思い…
自転車にはいろいろな不良問題が発生します。 不良品を見て即在に原因判断ができるようになるには、それなりの知識と経験が必要になります。 そして単品不良、ロット不良の判断。 常に不良問題が自転車には付きまといます。 即座の判断が無ければ、自分の工場を…
ものを企画して販売する会社、それがOEM先が中国であろうと必要な人材は技術者であるはずです。 私はそう思います。 製造は中国であるから、日本側は技術者は要らないという考え方でしょうか。 もしそうだとすると自分の首を自分で締めていることになります。…
上海に行ったら一度は雑技団を見に行っては。 上海は地下鉄が発達しているから行くのも簡単。 百聞は一見にしかず。 良い思い出にきっとなるはず。 感動しますよ。 地下鉄一号線、上海馬戯城駅の雑技団は近くて便利。
問題を発見できなければ、当然問題は解決できないことになります。 問題はないのと同じことです。 問題を発見すること、そして自転車においては全ての答えは『現場』にあります。
勿論問題視しなければ反省はないはず。 進歩の第一歩は問題認識するかしないか。 私が感じることは『こんなの小さな問題』。 つまり,この小さな問題が大の苦手なのです。 問題認識しませんから、問題は勿論なくなりません。 この小さな問題が大の苦手なので…
会社において自転車を知らない、自転車製造を知らない幹部は品質の数値化を要求してきます。 当然数値で管理しているものは数値化ができます。 数値で管理していないもの、判断基準が曖昧なもの。判断する人によって違いが出てくるものは、 どのようにして数…
皆さん、何でラーメンと言うか知っていますか。 中国語で拉面(ラーミエン)と書きます。 拉は引っ張ると言う意味。 包丁は使いません、写真から想像を。 写真は牛肉面(牛肉拉面) 牛肉の値上がりからこのラーメンが値上がりになって来るようです。 私のと…