中国自転車製造における孤軍奮闘記録−584−中国自転車工場、なぜこう毎日が品質確保にあわただしいのか。

中国自転車工場、なぜこう毎日が品質確保にあわただしいのか。
それは工場全体の作業バランスに問題があるからです。
長年、検査に頼った生産品質確保、そしてそれを引きずっての製造品質の確保、そしてまたそれを引きずっての設計品質確保、
そしてこれら改善がままならぬ中、品質管理理論だけが先走り。
中身を伴わない生産が毎日繰り広げられているからにほかなりません。
つまり小学校を卒業しないまま中学に入り、中学を卒業しないまま高校に入り、そして大学に入っていると言うことではと考えています。
この仮説が正しいとすると。今からでは修復は不可能とは言いませんが、かなりの時間が必要になるはずです。
なぜかと言うと、一から出直さねばならないからです。
これ、中国のかなりの自転車製造会社にいえることでは。
この問題の根源は何ですか?
皆さん考えてください。
勿論答えと言うより、私には考えはあります。

これから時折、どなたも品質管理上理解できる内容を、分かり易く書いていきます、ぜひ参考に。