2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自転車製造における小さな目から見た中国−1163−中国人の仲間意識が品質発展を阻害する?

私ここ中国に長い間いて、そして自転車生産に携わっていて、そして自転車生産品質確保に携わっていて、 感じることは非常に仲間意識が強いということです。 これ良い事でもありますが、品質問題発生に対しての諸問題解決には邪魔をすることも多いのです。

中国自転車製造から小さな目で見た中国−1162−理論と実際のギャプを検証できる、検証することがスタートになるはず。

仕事をするということは、理論と、実際を見極めることがスタートと考えます。 それにはそれを見極められる能力が必要になります。 そしてこと自転車に関しては一に理論、二に実際とは行かないのです。 理由としてここは中国、日本ではありません。 そして皆…

中国自転車製造から小さな目で見た中国−1161−相手の立場に立った配慮

物造り、相手の立場に立った配慮が全てでこれが始まり。 つまりお客様、消費者の立場に立った配慮がなされているか。 これがお金をもらう側の姿勢では。 そしてこれがお金が儲かる基本では。 と私は思うのですが。

中国自転車製造における小さな目から見た日本、中国−1160−失敗にも二通り

失敗にも二通りあると考えます。 一つは計画を練って実行した結果失敗。 もう一つは後先考えずに実行して失敗。 結果失敗でも全く違った失敗。 この二通りの失敗、大きな大きな違いがあるはず。 そしてその後の処理及び発展にも大きな差が出てくるはず。

中国自転車製造から小さな目で見た日本と中国−1159−『もったいない!』という概念、『おもてなし』という概念

私は『おもてなし』という日本語と同時に好きな言葉は『もったいない!』 なぜ?! こちら中国の会社にいると対外的にはお客様に対する『おもてなし』という意味と 社内的な『もったいない!』という意味での『無駄』を強く感じるのです。 言い換えると『お客…

中国自転車製造から小さな目で見た中国−1158−日本は人材、中国は人才と書きます。

日本は人材、中国は人才と書きます。 この言葉のように日本は材料と言う考え方。 中国は才能という考え方。 ですから人材を育てるのではなく、こちら中国では才能のある人を引っ張ってくるのでは。 ですから才能のある人は、今度は引っ張られたりの繰り返し…

中国自転車製造から小さな目で見た中国−1157−製造現場を軽視すると命取り

開発、技術、製造から会社側が目を離す、或いは軽視することは企業にとって命取りということは 分かっているようで、分かっていませんね。 あまり技術系で鍛えられた人が経営陣に少ないことも原因していると考えています。 ニュースにでる品質問題はここに原…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1156−自転車品質用の中国と日本の物差し。

自転車製造用の、自転車品質用の中国の管理物差しと日本の管理物差しは当然違います。 ではどうして双方納得のいく寸法を測るのか? それは簡単。 中国での経験からの物差しを自分で作って持っているのです。 誰にでも使える物差しではなく自分で判断するた…

自転車製造から小さな目で見た中国−1155−私の率直な感想

14年あまりの自転車製造から見ていて感じることは、 言わなければやらない。 言えばやる。 でも言ってもやらない。 何それ!

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1154−自転車生産工場で最も必要なのは活気

私は40年以上ずっとここまで工場での仕事、ですからその工場の品質が分かるのです。 何を見ているのか分からないQC員の動き。 『動』と『静止』の極端な会社。 そして活気がなければ一目瞭然品質に現れてきます。

中国自転車製造における小さな目から見た日本−1153−安い物は良くないという常識

日本人知っているようで知らない。 日本人知っているようで忘れている安い物は良くないという常識。 日本人は安い物は良くないという概念がほとんどなくなってきています。 と言うのも現在の日本では安い物も少なくとも悪くないという事を自ら経験から知って…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1152−中国での自転車品質問題は品質意識問題

皆さん、ほとんど理解されていない、理解できない問題は、中国での自転車品質問題は品質意識問題であるということです。 品質意識問題が大きな大きな要素を占めているということです。 ですから日本側の品質確保方法は間違っているとはいいませんが合っては…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1151−昔の日本の工場(日米富士自転車)には『匠』がいた。

昔の自転車生産工場には『匠』がいたのです。 私の知っている1972年以降の日米富士自転車(今はありません)には匠がいました。 フレーム生産で競輪選手向けのフレームを作っていた瀬戸さんという方。 図面との交差0とか!。 競輪選手は自転車は自分の身体…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1150−今野製作所・ケルビム、日米富士自転車、タンデムロードレーサー

ふと思い出しました。 今からもう30年以上、40年近くになるかな、その頃は日米富士自転車(知っているかな?)も健在で、 フジアメリカ向けのスポーツ車も多く生産していました。 その頃私は貿易を担当していて、タンデムロードレーサーの設計も任され、石渡…

中国自転車製造における小さな目から見た日本−1149−現場を知らずしてとやかく言うな!

製造企画販売会社にとって製造を知らない、製造現場を知らないということは仕事にならないはず。 そういう人に限って知ったかぶってとやかく言うのです。 ここ20年余り、生産現場は日本ではなく、中国。 ですからなおさら製造企画販売会社は製造を知らない、…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1148−私は日本と中国の緩衝材

私は日本側の会社とと中国側会社との緩衝材。 ですから目立ちませんが、双方の利益のためには影の存在ですが重要な役割と自分では感じています。 双方の常識、考え方はほとんど全てにおいて違いが存在する中、郷に入っては郷に従えだけでは緩衝材としては役…

中国自転車製造から小さな目で見た中国−1147−とにかく始める、始めてみるという考え方

こちら中国、とにかく始める、始めてみるという考え方。 だから仕事が速い。 だから軌道修正が多い。 だから常に危険性をはらんでいる。私日本人、だからいつも前に進まない!と言われます。 でも私はここ中国の自転車製造会社においてはこういう人間も必要…

中国自転車製造における中国での仕事−1146−自転車製造のQC員、専門知識をもって自転車品質を管理しているか?

どこの会社にも品質管理員、QC員はいます。 このQC員、特別に教育されて専門知識、経験をもっているかもっていないか、これが重要。 警察の制服をした警察官、何ら教育訓練を受けていないで、経験もなければどうなりますか?!

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1145−自転車のJIS規格無視!?

自転車はJIS規格品でなくても販売することは可能です。 (BAA規格、SG規格は別です。) しかし最低の自転車企画モラルとして私はJIS規格は遵守すべきと考えています。 ところが外観を考慮してJIS規格を遵守しないのです。 ところがコスト削減…

中国自転車製造における中国での仕事−1144−全ては度合い。言葉にごまかされるな!

どこの会社でも不良品は発生する。 うちに限ったことではない! 言葉を聞いているとごもっとも。 何の疑う余地もありません。 問題は中身です。 問題は発生率と、その内容です。 ここが問題なのです。 どこの国にも悪い人間がいる、のと同じ。

中国自転車製造から小さな目で見た日本−1143−自転車自体の道路交通法違反、リフレクター

自転車自体の道路交通法違反、リフレクター。 この問題、私の第一課題としています。 これからも続々起こるであろう、夜間の自動車の自転車への追突事故。 道路交通法は自転車使用者の問題だけではないのです。 ブレーキが効くか効かないか、ブレーキが付い…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1142−フレーム破損を恐れるあまり・・・・

現在の日本、フレーム破損を恐れるあまりJIS規格以上の品質を要求します。 これは別に構わないことですし良いことでもあります。 しかしJIS基準に対して更にむやみに荷重を増やす振動試験方法には全く賛成できません。 JIS基準には合理性があります。 この合…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1141−仕事はチームワーク

企画生産販売会社でチームワークが取れていないとすると、もう救われません。 毎日がほころびた部分をつくろうだけ。 疲れるだけで何の成果も上がりません。 つまり、会社はチームワークを取れるリーダーがいるかいないか、これが重要。 チームワークと言う…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1140−どんな言い訳も通用する!?

会社内で『時間がない』『人がいない』『かまわない』『方法がない』『前と同じ』『何も言われたことがない』『大した問題ではない』など、 平然とこれら理由がまかり通ったら会社はどうなりますか?! これ以上は書くことは必要ないはずです。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1139−仕事はケンカ、どうしたら勝てるか!

私は常に仕事はケンカと考えています。 どうしたら勝てるか! まずは投げられてきたボールはいつまでも自分で持っていないこと。 投げ返すことです。 ここで多くの人は投げられたボールを投げられてきたボールで返すことを考えているのでは。 これではケンカ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1138−『自転車』を通訳することの難しさ

『自転車』を通訳することの難しさ、そして『自転車』を通訳させる難しさ。 これ日本側には肌でこの難しさを感じないでしょう。 つまり全てのメール内容、日本語で来るからでは。 これ日本側当たり前と思っていませんか? ここに日本側のわがままが存在する…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1137−『仕方ない』が最優先。

仕方ない!どうすることも出来ない! これが全てにおいて最優先?! なぜ!? 最大の原因は発見が遅いこと。 つまり事前の問題発見能力に乏しいこと。 だから、今からではどうすることも出来ず、仕方なく出荷。 仮に仕方ないとするなら、日本なら再発防止は…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1136−通訳すると言うことは『心』を伝えること

私、中国語ほんの少し話しますが、話すと言うことは『心』を伝えること。 通訳すると言うことは『心』を通訳すると言うことと心がけています。 今の会社にも非常にまじめな業務担当通訳がいます。 私は常に通訳とは言葉を変換するのではなく、心を伝えること…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1135−日本の手口

安い部品を使っておいて、使わせておいて、些細な問題発生で今度はで高い部品と同じ品質を要求すること。 日本側お客様ですから直接は言えませんが、腹のたつ行為です。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1134−自転車もMADE IN JAPANも復活させよう

高級車ばかりではなく一般の自転車のMADE IN JAPANを徐々に復活させよう。 当然復活できる、復活させられる車種があるはず。 MADE IN JAPANを待っている、望んでいるユーザーも多いはず。