中国自転車製造から小さな目で見た日本と中国−1159−『もったいない!』という概念、『おもてなし』という概念

私は『おもてなし』という日本語と同時に好きな言葉は『もったいない!』
なぜ?!
こちら中国の会社にいると対外的にはお客様に対する『おもてなし』という意味と
社内的な『もったいない!』という意味での『無駄』を強く感じるのです。
言い換えると『お客様の立場に立った商品作り』。
そして工場としての『無駄、不効率』に目がどうしても行くのです。
これでは以前の中国なら人件費も安く、価格だけでも勝負できたはずですが、
これから先、どのようにしてこれら二つの問題を満足させることが出来るか?!
これは経営者の問題になるはず。
ここ中国においては下手に口出しすることは危険すぎます。
ですから時間をかけて、頭を使って進めていく以外ないのです。
それにはやはり私日本人に出来ることはたくさん隠れているのです。
そして先を見越して投資もしてほしいのです。
それにはやはり無駄を省いてもっと儲けてほしいですね、まさに『もったいない』。