2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−373−常に発生する『色』問題。

通常自転車企画においてフレーム及び部品の塗装色は色見本パイプまたは鉄等のプレートまたは色カードを使います。 ほとんどの工場は静電塗装機を備え、できるだけ隅々まで塗料が均一に入るように心がけているわけですが やはり人間の手を使って静電塗装機で…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−372−なぜ中国品質は突如変化する?

なぜ品質が突如変化するのでしょうか? 私は突如変化するのではないと思っています。 常に同じようであると思っています。 いつも同じように良くない品質状態で生産されていれば、いつかはその種が芽を出すと考えています。 そしてそれが大きく発展すること…

中国自車製造における孤軍奮闘記録−371−私のショックな二つの言葉。

私の受けたショックだった言葉は二つあります。 一つはもうずっとずっと昔のこ都で。個人的なことなのでカットします。 そしてもう一つは、ある人からは『あんた、中国に行っても効果がない(品質が上がらない)なら、行くのをやめたら!』 つまりお金の無駄…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−370−なぜ高級車は外車ばかり?!

なぜ高級車は外車ばかり?! 一言で言うと消費者の目はごまかせないからでは? いい物には無駄がないのです。 この悲しさに立ち向かってくださいな。 この意気込みは、必ず自転車業界の発展に寄与するはず。 目先だけを見ているのが今の自転車業界と感じてし…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−369−『夏の自転車無料点検修理』と銘打って

自転車各社、ここで『夏の自転車無料点検修理』と銘打って、 条件の整うメーカーは謝恩点検修理日を決めて、社員総出で実施しては。 地域の活性化、地域での知名度も高められますよ。 勝手な提案でごめんなさい。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−368−自転車業界、寄らば大樹の陰でいいのですか!

日本の自転車業界、いつまで軽快タウンで飯を食っていくつもりですか。 私、自転車ですから、考えようによってはいつまでも自転車で飯が食っていけると考えています。 何とか飯が食っていけると考えています。 寄らば二本の大樹の陰でいいのですか。 このこ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−366−今の自転車業界、何が問題か?

今の自転車業界、何が問題?!それは一言、諦めていることです。 違いますか? 私にはそうとしか考えられません。 諦めていても飯が食っていけるから諦めているのでは? まあこれからも諦めることですね!

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−365−ブームは作り出すもの

自転車ブームは作り出すものです。 何十年か前のように海外からはやってきませんよ。 じっと待っていても何も変化は起きません。 自転車業界、知恵を寄せ合って何らかのブームを起こそうではありませんか。 この分野は若者達に任せてプロジェクトチームを作…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−364−もの造りへのこだわり、そして『おもてなし』の心

今,日本の『おもてなし』がいろいろな場所で話題になっています。 自転車においては消費者に対してどのような『おもてなし』ができるのでしょうか。 ここに自転車を作って消費者に売ることの原点があるのでは。 今の自転車業界、迫力もなければ活気もない。…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−363−外国語、話せる事と対話できることは別問題

外国語、話せることと、対話できることは全くの別問題。 そして日本側、中国側の窓口の語学力は批判しますが、自ら中国語を覚えようとする気は感じません。 それならなおさら相手の側に立った言葉を使って連絡すべきでは。 一度外国語を勉強しては?自分にで…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−362−『自転車生産、自転車品質』=『シンクロナイズドスイミング』、世界一流の会社、今は?

私、今世界一流の会社と言われる会社に、13程年前から出張及び駐在3年間を経験して来ました。 古い話ですが、当時はそれはそれは表現の仕様のないほどメチャクチャな中での生産でした。 ですから毎日が生きた心地がしない状態での仕事でした。 どんな状態か…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−361−空気のような自転車、空気のような自転車業界

空気のような自転車。 毎日乗っていても皆はその存在には気をかけない。 壊れて初めて不便さを感じる。 空気も汚れて初めてその重要性に気付く。 空気のような自転車業界。 社会的な品質問題が報道されても、そっと息を潜める自転車業界。 寄らば大樹の陰で…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−360−私、自転車から中国へそして日本へ

私、最近の日記『自転車』から『中国』に変わって来ています。 『自転車』を考えると『中国』を考えることを抜きには考えられなくなって来ているからです。 私自転車のことしか知りません、自転車の品質のことしか知りません。しかし ここから見えてくる中国…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−359−日本からのメールは通訳は出来ない!

私、毎回こちら業務の日本担当者から聞かれるのですが、日本からのメール、時として非常に説明しにくいのです。 日本人でも意味が分からない、特に年をとった人間には今はやりの外来語は分かりません。 そして日本の開発員には分かるでしょうが、こちらの業…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−358−私現在中国側工場に雇われています。

私、現在中国側工場に雇われています。考え方は当然工場側の考え方です。 ですから当然、工場側が罰金を払う、補修部品を無償で送る、 不良品に対しての手直し費用を払うといった品質問題は、防ぐことに努力することは当然のことです。 ここに、『しかし』が…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−357−造る方(中国)と売る方(日本)

私、日本人そして造る方です。そして販売は日本、売る方です。 ですから両方の考え方が分かります。 一見双方の品質、あるいは企画に対する考え方は同じようで、これまた違うのです。 と言うのも、双方のどちらが良い悪いと言う問題ではないからです。(当然…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−356−人は努力しても日の目は見ない。努力は当たり前だから。

私、人間は努力しても日の目は見ない、見れないと考えています。 ほとんどの人にいえることでは。 と言うのも、努力することは当たり前のことで、これを怠ることは人として許されないからです。 でも絶対に言えることは、努力しなければ絶対に日の目は見られ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−355−もの造りに不可欠なのは!?就是『職人』

もの造りに不可欠なのは、ほんと一言で言って『人材』です。 どんな人材!? 『職人』、経験を積んだ『職人』この一言につきいるのです。 品質を見極めることのできる『職人の目』。 養成するには時間がかかることです、我慢が必要ですが目的は一つです。 こ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−354−人は欠点から採点したら皆0点

今の日本の世の中、世知辛くなっていて、すぐに欠点から人を判断するのでは?。そして採点するのでは。 私はこの方法ですと、ほとんどの人が落第点では、そして0点になるかも。 こうした方法で採点する人は、経営者として管理職としては不適格ですね。 ある…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−353−自転車業界、独自の方法で再起を!

日本の自転車業界、ほとんど世界に影が存在しないのでは。 もの造り日本の影が存在しないのでは。 余りにも元気のなさを感じている昨今です。 自転車業界独自の方法を見出し、業界を発展させる方法は山のようにあるはずです。 見えませんか!!!

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−352−皆さん、日本担当窓口をいじめてはいませんか!?

皆さん日本側、特に品質クレーム、納期クレームで中国側日本担当窓口を結果的にいじめてはいませんか?! 決して担当窓口の個人を責めている訳ではないでしょうが、結果的に責めているのと同じでは? 私の知っている数多くの会社、そして、その会社の日本担…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−351−私はあり地獄の蟻。

私はあり地獄の蟻。 登らなければいつまで経っても谷の底。 谷の底からはいあがろうとしてがんばっても外には出られない。 でも外に出ようとしないといつまで経っても谷の底、 これ、中国で自転車の品質を守る人間の運命なのかも。 谷の底ですから外からは見…

中国自車製造における孤軍奮闘記録−350−『自転車』乗る楽しみから作る苦しみへ。

私、この年になってから、乗る楽しみが改めて分かってきたような気がします。 なぜならここ十数年造る苦しみを味わってきたと感じているからです。 ここ十数年、人には経験できないような中国で仕事ができたことは、ある意味、幸運だったと感じています。 そ…

中国自転車製あ造における孤軍奮闘記録−348−自転車、『職人』と言う言葉を見直そう!

私、亡くなった親父も職人、ですから私、『職人』と言う言葉に何の抵抗もありません。 私、本来技術者は職人であるべきと考えています。 職人と聞くと何か日本では一般の作業者のようにとられますが、私それでいいと思います。 その通りだと思います。一般の…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−347−全ての始まりは考え方から

品質問題でも何でもそうですが、ものの始まりには考え方が重要になります。 しかし、考え方は万国共通ではないのです、当たり前ですが。 ですからなかなか品質改善には至らないのです。 初めは良くても,最後に自分が困るのであれば,それは考え方が間違って…

中国自転車製あ造における孤軍奮闘記録−349−自転車専門学校に通う人を応援します。

自転車専門学校に通い、自転車の専門知識を習得しようと頑張っている人を応援します。 日本の自転車、海外からも陰が薄くなって来て、今は海外からは相手にされていません。 このままでは自転車業界の酵母菌が完全に失われると思っていました。 自転車業界の…