中国自転車製造における孤軍奮闘記録−575−世界一流の自転車企業の発展は凄まじい。

世界一流の企業と言えども皆悩んで大きくなってきているのです。
私の駐在した、たかだか13年前ですが、私から見えるものは何もなかったのです。
しかし企業が利益を得て、そして経営者の方針、考え方により、日本でも多くのユーザーが好んで乗るようになってきているのです。
前にも書きましたが品質に対する敏感な考え方を持った指導者がいるかいないかは、決定的に企業の発展に影響するのです。
これからもこの企業に見習い発展を目指す企業はそう多くはないはずです。
いいものは機能美があり、誰もがお金を出しても買いたくなるものです。
真似をした安いものは、それだけのものでしかないのです。
形は真似ができるのですが、中身は真似ができないからです。

つまりいいものは高いと言うことになるかも知れませんね。