2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−901−クレーム内容が理解できない

クレーム発生対応が遅いと良く言われます。 なぜでしょう。 クレーム内容が理解できず、クレーム内容を理解しようとせず、クレーム内容を分析できず、あたかも対岸の火事なのでは。 まあ当然自転車知識が必要になります。 ここに問題です。 クレーム内容が理…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−900−自転車製造品質とは

自転車製造品質とはJIS基準に合格しているということは当たり前で、こういう意味ではなく、 JIS基準合格品を持続生産しているかどうか、持続生産していけるかどうかこれが最も重要。 ここ中国ではこの『維持・確保』が常におびやかされ、そして時として大問…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−899−日本側の行き過ぎた要求『傷』

あるお客さんは、『あれも心配だ』『これも心配だ』。 確かに現在の日本の販売店、ちょっとしたことで返品をしてくるのですが、『あれも心配だ』『これも心配だ』では こちら造る側はたまったものではありません。 お客様の要求を無視しているわけではありませ…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−898−なぜ品質が確保されない。

皆さん、なぜ品質が確保されない、安定しないのでしょうか。 皆さん品質を安定させ、品質を確保する方法はどうしたらいいと考えますか。 いろいろと方法はあると考えますが、一時の品質確保する方法はあるはずで簡単なこと。 長期安定となると、すべての組織…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−897−中国生産現場からの『中国』

私、どこの中国工場でも経験してきたことですが、生産品質、輸出と国内向けで『区分け』を感じるのです。 輸出品でも『区分け』を感じるのです。 それも無理やり『区分け』をつけているような気がする時もあるのです。 『区分け』とはある意味、区分けしても…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−896−『力』で片付ける選択肢をなぜ選ぶ。

私、何か有るとなぜ直ぐに『力』で片付けるのかなと感じます。 それは何でだと思いますか。 言うまでも無く手っ取り早いからです。 結果は双方に必ずダメージがあります。 相反しますが力が無いと品質は確保されない事も確かです。

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−895−強度を強くすることなど簡単。

強度を強くすることなど簡単。 誰にでも出来ること。 どんなものでもそうですが、強度を強くすることなど誰にでも出来ることです。 自動車も皆戦車にすればいいことです。 ここが一般人と技術者の違いでは。 今度は戦車同士が衝突すればそうなりますか。 中…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−894−日本側ますます不安。

人間はみなそうでは。 見えないものには不安を感じるはず。 見えないものには必要以上の不安を感じるのです。 日本側、中国生産実情を知らない人がほとんど、現場を知らない人がほとんど。 ですから問題発生に対して時として異常反応、異常要求をしてきます…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−893−私がやったのでは意味が薄れる

日本側からの一般業務以外での対応で、私がやれば日本側も喜ぶはすですが、私がやったのでは現地ほとんど進歩しません。 日本人がやるからいい、という考え方で、真似してやろうという考えの人はいません。 私がやることは一時的には意味があると考えますが…

中国自転車製造における孤軍奮闘記録−892−品質維持確保は力と力の対決

品質維持確保は力と力の対決。 ですから常に工場内で戦争が起こるわけですが、相手に付け込まれないようにするには、自分を鍛える必要があります。 そして出来ればやはり一人の力は弱いのです、出来るだけ権力のあるものを味方につけることです。 自分を鍛え…