中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)−1408−『もの造り』と『兼ね合い』

『もの造り』と『兼ね合い』。
つまり『拘り(こだわり)』と『どうでも良い』の兼ね合い。
『もの造り』に於いてこの『兼ね合い』がどれだけ難しいことか。
なぜ?
兼ね合いを理解するにはそれだけの技量、経験が必要になるからです。
技量、経験がないと、どうしても拘りが強く出てしまうのです。
どうでも良いことまで拘ってしまうのです。
どうでも良いことまで拘るということはもの造り、特に一般量産品においては致命的です。
つまりどこに価値(拘り)を置くか。
全てに価値を求めることは、消費者の利益にもつながらないことです。