中国自転車製造における孤軍奮闘記録−298−お母さんのために、そして幼い幼児のために。

自転車製造に携わる私から、幼児二人を自転車に乗せ頑張るお母さんへ
自転車は無防備な乗り物です。従来より二人乗りは禁止されているのです。
しかし2009年7月に安全基準を満たす自転車においては、子育てに頑張るお母様方の強い要望により、
幼児二人乗せが許可されました。
ここで重要なことは幼児二人乗せ自転車は、いろいろな工夫が凝らされより安全な自転車とはいえ
自転車としての危険性はそのままです。これを変える事は現時点ではできないのです。
ですから幼児二人乗せ認可の自転車を錯覚しないでいただきたいのです。
つまりはっきり言って、幼児二人乗せ認可の自転車も『危険』なのです。これをはっきり認識して幼時二人の命はお母さんが守らねば
ならないことを肝に銘じて乗っていただきたいのです。

当然、幼児二人を乗せていますから低速から停車の間の不安定問題も発生します。
川崎で発生した二件の幼児死亡事故は幼児二人乗せ電動アシスト自転車でした。
電動アシスト自転車であれば、重量も重くなります。幼児二人を乗せて押して歩くときもある程度の腕力も必要になるはずです。
また容易にスピードに乗ることもできます。
また話は別ですが、私はタバコの吸いすぎの健康問題同様、このての幼児二人乗せ自転車にも『危険』であることの
何らかの警告ステッカーを自転車に貼ることを義務付けるべきと考えます。

全ては幼い幼児のため、お母さんのために。
私にはこれしかお母さんを応援できません。