2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−91−中国での自転車製造の難しさ

皆さん!自転車って何ですか!? そんなこと考えたことない!体の一部になっているからですか? お前は?!自転車って何だと思っているのだ? 俺にとって自転車は?自転車なのだ!自転車を辞書で引いて調べるよりも、俺自身が辞書なのだ。 この言葉、自転車…

中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−90−自転車の世界でも一流の企業で働くことができたことは私の誇り

私、中国での仕事は12年になりますが、そのうち3年は駐在、そしてその後の出張期間を含めると、 中国昆山の世界一流の自転車企業で仕事ができた時間は、通算で7年になります。 このとき得た経験は、その後の私の仕事をする上での大きな支えとなりました。 こ…

中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−89−素人集団を率いることは困難極める。

まず会社というものは組織の問題です。そして人材の問題。そしてリーダーの問題これが会社の土台だと考えています。 つまり土俵(土台)がしっかりしているかという問題です。 土俵がしっかりしていないと何を議論しても無駄なのです。つまり基準があやふや…

中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−88−中国昆山での仕事の思い出

私、中国昆山のある自転車メーカーでの駐在時の思い出がたくさんあります。 まずは度重なる重要問題に対しての社長(総経理)への直訴に対して、自ら品質問題の先頭に立ってくれたとことです。 このメーカー、一時は注文数増加で、二交代制をとったために、…

中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−87−中国にはまること間違えなし

私、中国での外出には、必ずカメラを持っていきます。 いろんなところで『中国』が撮れます。中国を理解して記憶に留めたいからです。 街中を歩けば、まだ幼い子供が自分のおもちゃを売っている光景。 恋人同士喧嘩している光景。交通事故等等、色々なことが…

中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−86−中国での自転車造りの難しさ

中国での自転車造りの難しさ、それは、品質を安定させることです。 自転車作りは、作業者個人の技量を必要とするのです。すなわち職人技です。 品質は工程で確認されるべきで、工程で作り込まなければならないことは言うまでもありません。 (いまだに検査依…

中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−84−品質改善、品質維持には罰金制度が中国では有効?!

私には問題改善、品質確保、なぜ中国側では、罰金制度が有効なのか理解できません。 なぜ罰金制度を導入したいのか理解できません。 あなたもこの品質改善、品質確保に『罰金制度』、ピンと来ないのでは?! しかし中国側、この考え方は非常に有効という考え…

中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−85−『幼児二人乗り自転車』から始めよう『自転車車検制度』

私、そして、その他の方からも『自転車車検制度』の実現を訴えている人は少なくないと考えています。 しかし、全ての自転車となると、現時点では、ご理解を得ることは難しいとも、私は考えています。 私のこのブログでも何度も書かせてもらっていますが、私…

中国製造自転車での孤軍奮闘記録−83−交差点に警官がいないと

中国、交差点に多くの警官または、交通指導員が配置されています。なぜですか!? ここでまた、主要都市と地方都市では、特に交通指導員の交通指導の、力の入れ方に大きな差があります。 会社も同じで、交差点に警官がいて、交通整理をしなければ、会社経営…

中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−82−品質問題は工場そして会社自体の問題

私、品質問題は皆さん、品質管理部門の問題と考えていませんか、一流企業であればそうかもしれません。 しかし一部の自転車生産の大企業を除いては、この考え方は全く当てはまらないと考えています。 皆さんが考えているような品質管理部門など、中国の中小…

中国製造自転車での孤軍奮闘記録−81−方針及び目標が・・・

会社においては、もちろん個人においてもですが、『目標』がない会社、『目標』がない人は,魅力に欠けることは確かでは。 会社選び、そして人選びにおいて、一言『目標』は何ですかと聞いてみたら。 この一言で其の会社、そしてその人がある程度の範囲で分…

中国製造自転車での孤軍奮闘記録−80−企画設計品質で一番神経を使われるべきは幼児車

私、常々非常に感じることは、幼児車を甘く見ていることです。 自転車企画設計品質で、一番神経を使われるべきは幼児車であると思います。 ところが意外と配慮の行き届かない商品が、企画設計販売されていることです。 つまり乗る幼児を十分検証しないで企画…

中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−79−不良品判断基準『私がルールブックだ!』

不良品判断基準問題、自転車においてはこれだ!と言う基準はないと思っています。もちろん基本はあります。 日本側においては判断基準がないとは言え、ある一定の基準は、どういうわけかある『範囲内』に収まるのです。 昔の野球で『私がルールブックだ』と…

中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−78−『自転車』は悲しい!

私は『自転車』は悲しいと感じます。 その製造に携わっている人はもっと悲しいです。 『自転車』を知らなくても自転車を造り、それで商売できるからです。 『自転車』を知らなくても『自転車製造』知識がなくても、何とか『かっこだけの自転車を造り』、それ…

中国製造自転車での孤軍奮闘記録−77−2.自転車業界の若い人たちに−辞める勇気、辞められる自信

まずは、いつでも辞められるように自分を鍛えることです。 思ったとおりに発言すればよいのです。躊躇しなくて良いのです。 しかし、ここである人が歌っていた歌を、私は思い出します。 『思い通りに行けば物語にもできるが、思い通りになるのは物語の中だけ…

中国製造自転車での孤軍奮闘記録−76−1.自転車業界の若い人たちに−『流されるな?流されろ!』

流されて仕事をするな! 若い人は皆こう考えているのでは!? 誰しも皆、流されたくはないのです。流されながら仕事をするのは嫌なのです。技術系の人は皆更に、この傾向が強いのでは。 ここですぐに会社を辞めるということには賛成できません。 どこの会社…