中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−43−食べ物

私、60過ぎてこちら中国、一番困ることは、やはり食事。
土日はこちら会社の食事がありません、ですから外で食事となります。
何を食べても『油』。私生活でも『油』が問題なのです。
そしてこちら中国の『油』も疑問?危険?。
最近は街頭のお店で料理を注文するときには、『油』を少なくするように要求しています。
そして生野菜がありません。ですから果物でカバーしています。
そして黒酢と呼ばれる山西省特産の老陳酢を料理ににかけたり、飲んだりしています。
まあおまけに私、持病もあり、日本のときにあった体重74Kgも、現在65Kg?に減っています。
医者からは60Kg以下と言われていますから、それに対しては良い方向ですが。
まずは、食べたい!という物がありません。時間が来るから、お腹が減って食べるといった感じです。
其の中でも私、麺類が大好きで、炒めビーフンとか、ラーメンとか、うどんとか。
其の中でも中国西南部の人たちが経営する食堂で、牛肉ラーメンが大好きですね。一杯が6〜7元(80円)程度。
昔のように休みは外に出て行く元気が無くなってきています。ですからパンを買って置いたりして、それを食べています。
私はパンも大好きで、こちら小さな街でも最近は美味しいパンやさんが増えていて、非常にうれしいのです。
それにお粥も大好きで、よく食べに行きます。一人前20元ほどで、少し高めですが、蝦やカニがたくさん入っています。
それに餃子もすきですが、やはり日本での刺身、納豆といった旨い!というものはありませんね。
やはり年ですから、あっさりした食べ物が食べたいのです。
確かにお客様と一緒の時は高い料理を食べるのですが、毎日食べたいとは思いませんね、そして一杯飲みながら食べる
料理が多いのです。高カロリーの料理が多いのです。全てが油を使用した料理といっても過言ではないのでは。
最近は木桶ご飯を食べる機会が増えています、油は少なく、そしてけっこう美味しいと感じます。
日本にいるときに買い込んでくるレトルトパックも、残り少なくなると貴重品、食べづらくなってきます。
特にカレーを食べるときなど涙が出てきますね。
日本にいる時はハンバーカーショップも良く行きましたが、こちらは非常にひつっこい味のような気がします。
食べた後の感じが非常に良くないのです。
まあ食べないのも良くありませんが、年をとった私には一番健康なのは中国では食べ過ぎないことではないでしょうか。
私の非常に大切なお方からも、メールで食事に注意するようにとの警告を毎回のように頂いています。
というのも、其の方のお友達が台湾中国で身体を壊した方がたくさんいるから、余計に私を心配して下さっているのです。
日曜日、寮の食事はありません。何を食べに行きますか?食事が非常におっくうなのです。食べたいものが頭に浮かんでこないからです。
それも其のはず。ここで食べられるものは限られてきますから。

※写真は木桶飯、12元。