中国制自転車製造における孤軍奮闘記録−127−自転車に乗った人の事故分析

私、これから書くこと推測です。これを了解して読んでください。
現在もいろいろな自転車に乗った人の交通事故が発生しているはずです。
その中で、自転車に乗った人が死亡している場合、自転車自体に問題がなかったのかは、分析に障害が発生するのではと感じます。
というのも、自転車に乗った状態での事故、使用者の使用上のミスと、簡単に判断されることが多いのでは?と考えているからです。
自転車に乗った人の事故、なぜ事故になったのかという問題、使用者自身も分かりづらい問題なのでは。
自転車に乗った人も、自転車側に、何らかの理由でダメージを与えた方も、気が付いていない、気が付かない、気がつきにくい問題が存在すると考えています。
事故分析はまずは、消費者の立場に立った分析が必要です。こうした考え方を基本に事故分析すべきと考えます。
例えば、考えられる事故要因問題だけでも相当な量です。
1.自転車自身の基本的性能および機能および構造を、使用者知っているようで知らない。
2.前かごに積まれた荷物の重さおよび状態
3.夜間走行に欠かせなリフレクターの性能問題および管理問題
4.夜間の点灯問題
5.自転車のスピード制限問題
6.幼児の同乗問題
7.内外装変速機の機能上、構造上の不理解から来るハンドルのふらつき
8.前後ブレーキ同時使用の原則問題
9.ブレーキ形状による特性問題
10.保守点検(整備不良)によるあらゆる問題発生の可能性
11.使用者と自転車の形状問題
などなど、複雑に絡み合って、事故が発生する場合もあると考えています。
自転車とは、ありとあらゆる危険要素が含まれた乗り物なのです。
自転車はあまりにも身近になりすぎて、自転車認識がマヒした状態で、自転車を認識して使用しているのでは!。
しかしまだまだ改善の余地は、数多く残されていると感じています。
特に私は現在注目されている、幼児二人乗り自転車においては、まだまだ未検証な危険性をはらんでいると感じえいます。
本来、通常は一人乗りで開発されている自転車、構造上も機能上も二人乗りには適さず、本来禁止すべきと考えます。
それなのに幼児二人を乗せています、つまり幼児二人を危険にさらしていると感じえいます。
これ機能的に構造的に、安全な「幼児二人乗り自転車」などないと、できないと考えています。ならどうしたらよいでしょう!
幼児二人乗り自転車に於いては、JIS規格に於いても、一般自転車とは別に、「幼児二人乗り自転車」項目を別途、設ける必要を感じています。
特に走行安定性については、今までにないハンドルのふらつきを、自転車の固有振動の観点から分析して、より一層の走行安定性を、規格内に設けるべきと考えます。
特に幼児二人乗り車を使用している方、こぎ始め初期段階での、ハンドルのふらつきを経験している人は多いのでは?!
これ改善できない問題なのでしょうか!
もし改善できないとすると。今後も幼児の死亡事故が発生するはずです。
これやむを得ないと諦めるのですか!!!しょうがないこととして処理するのですか!!!
12.9.11川崎での事故で幼児が死亡しています。これ幼児二人乗り自転車です。こうした事故の原因究明は徹底的にやるべきです。
そうして、事故発生の要因が自転車側に少しでもあれば、それを改善していくことが、亡くなった幼児の死を無駄にしないことになります。
これを無視していれば、今後また同じような事故で、幼児の死亡事故が発生するはずです。今度は二人かも!?
自転車の本来の機能をもう一度考え直すべきです。