もっと自転車を考えよう!もっと自転車に悩もう!−251−『幼児二人乗り自転車』、どうしたら転倒を防げる?!

私は基本的に自転車は転倒を防げないと考えています。二輪車は倒れるのです。
またオートバイの自動二輪試験、倒れたオートバイを自分で起こせなければ、試験合格にはならないのでは。
自分でオートバイを扱えないということで不合格になります。
では、仮に身体の小さなお母さん、幼児二人を乗せて自転車を扱えるでしょうか?(これ差別でも何でもありません、
誤解しないでください)
もし、公的な試験があるとすると、私は合格できないと考えています。
ところが自転車においては、色々な特典というか、これを免除されて乗ることができる乗り物なのです。
ですから、作る方はなおさら慎重にならざるをえないはずで、そして乗るほうも十分幼児二人を乗せた
危険性を認識して乗るべきです。

とはいっても幼児二人乗りが認可され、そして普及してくると、それにつれて事故、
そして死亡事故も発生し、そして増えることになります。
でも自転車を作る方としては黙って見ているべきではないはずです。
黙ってみてれば、理由はどうであれ、尊い幼い子供の命が失われることが後を絶たないはずですから。
では自転車が転倒しない良作はあるのでしょうか?
幼児二人乗り自転車認可に当たって、これら問題は重要課題であったはずです。

しかしできない理由は一つ『自転車』であるからということです。言い訳でも何でもありません。
これしか表現のしようがありません。
ですから自転車として扱う以上は倒れるのです。
もし倒れなくなるようにするには色々な法律上の問題も絡んできます。
歩道を走れなくなるとか、そのほか別の色々な弊害もうまれてきます。
しかし、この手の自転車は初期開発時点から、
ハンドルのふらつきが確認されることが多かったのでは。
そして認可に当たって克服課題だったのでは。
このハンドルふらつき問題の確認方法確立が先送りにされ?製造各社に任せられたのでは?。
自転車は倒れなくすることは不可能であっても、それに関係するハンドルふらつき、
及び転倒要素の確認方法の改善及び確立は可能では。

これが幼児二人乗り自転車認可に当たっての核心部分ではと私は考えます。