自転車製造から小さな目で見た中国−871−私の見てきた中国工場の社長。

世界一流と言われる企業の、中国工場、私が駐在した時点で従業員3000人以上いた時期もあります。
そしてそこでの社長は朝全員参加の体操にも参加します。
ですから当然社長以下の幹部も体操に参加します。
ものすごい量の人が参加した朝の体操は想像が皆さん付きにくいのでは。
本当に事務所も空っぽになりなます。
そして160000㎡にもおよぶ工場敷地内、私は良く工場内でも社長に会いました。
その社長はただ工場を見てまわるだけの番犬ではなく、技術面そして品質面にも敏感な人でした。
こうした人が工場にいるいないかが、私は生産工場の一つの鍵となると考えています。
そして品質問題に対してはいつも私をバックアップしてくれたことを思い出します。
日本人の駐在員一人の品質に対する影響力等、全くないに等しいことなのです。