中国自転車製造における孤軍奮闘記録−270−品質確保にはもはやゲリラ対策が必要では

今日の品質で明日の品質を占うことはもはやできないと考えています。
コストから来る問題、メーカー側は十分な管理ができない状態で生産しているとも考えています。
というより十分な管理をしていたら利益が出ないと言ったほうが正確ではないでしょうか。
材料問題、人材問題、人件費問題等等。
不安定要素の塊では。
こうした中、ゲリラ、すなわち突然の品質変化が発生しても不思議ではありません。
ですから部品品質も突然変化が考えられます。
生産側、これを見抜けず、問題発生の処理判断を誤れば、或いは気が付かなければ、そのまま出荷されることになります。
そして日本側で問題発生となりかねません。
日本側もゲリラには気を配る必要性があるはずです。
ゲリラは入り込んで散らばったら始末が悪いのです。
ゲリラは生産現場で発見する必要性が有るはずです。
日本側、見えない生産現場、どう管理しますか?!
具体的な手立てはできないところが殆どでは。
つまり、品質管理、品質確保のあり方が問われるはずです。
つまり、決まりきった手法では、気休めということになりかねないと考えています。