もっと自転車を考えよう!もっと自転車に悩もう!−181−最大の近道は遠回りすること?!

自転車業界、不況に入ってすでに20年以上になるのでは。
人生も最大の近道は遠回りすることではと、この年で感じるのです。
遠回りの重要性を強く感じるのです。皆さんは?

私、確かに遠回りは時間がかかるのですが、その間に得られた経験は結果近道に匹敵するぐらいの重要経験となってきたからです。
近道で得られた経験はやはり、浅く、そしてすぐにボロが出るものだと感じています。
私、学校を卒業して日米富士自転車、そしてあるオートメーション機械の設計製造会社、そして大阪・堺の阪本製作所(自転車フレームメーカー)、
そしてホダカ(マルキン自転車)、そして定年、そして上海の日本の自転車企業、そして中国シンセンの自転車企業、
そして日本に戻り自転車の中古車生産販売会社に勤務。
自転車の誕生から墓場までを見てきました。
こうした経験から、私、やはり自転車に取りつかれた人生と感じてきました。
言ってみれば自転車しか知らない人間なのです。
ですから余計に今の自転車業界が気になるのです。
ここまで、自転車に関する多くの私の経験を書いてきました。
もっと具体的に書く機会が来れば、書きたいと考えています。
もっと自転車を考えよう!もっと自転車に悩もう!というタイトルに、私の多くの願いが込められているのです。
「日本の社会としての自転車」を皆と考え、皆と悩みたいのです。
そして皆(自転車業界)が大きくなることを期待しているのです。
そして日本が大きくなることを願っているのです。
そして消費者の安全安心のために。