中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−182−今、中国でも利益確保が難しい!

利益確保とは無駄を省くこと。
現在の状況下ではこれしか利益を確保する方法は日中双方ないと断言します。
そういう時代です。
最大の無駄は不良品を造ること。これが最大の無駄で、時には倒産おも意味する問題です。
ではどうしたら無駄が省けるか。
各会社、無駄を省く努力には限界を感じているのでは。
ではこの時代、無駄を省く方法はあるのか?!
私は突如襲ってくる無駄に対しての備えがあるのかと考えます。
備え、すなわち「考え方」と感じています。
こうした備えがないということは、問題発生の予知が出来ないことを意味しています。
大きな問題発生の前には、必ず問題発生を予知していた人が存在するはずです。
この人の考え方に反応したか、反応できる人がいたかが、運命を左右すると考えています。
運命を左右してきたと考えています。
現在も自転車以外に、世の中で、大きな人命にかかわる事故が発生しています。
ここに、報道されることのない事実が存在していると考えています。
技術関係、品質関係の仕事をしてきた私をごまかすことの出来ない、報道されない事実(ミス)が存在していると考えています。
この事実(ミス)は現在の社会に於いて「経費」という部分を口実に正当化しているのでは。
これは人の命を預かる者にとっては許されない行為と考えています。

ですから私も自転車の分野ですが、製造面、販売面での皆さんには見えない、知る機会のない部分を表面化させて、
自転車の発展、そして消費者の安全安心のために何か出来ないかと叫び続けているのです。
世の中がこの叫びを受け入れてくれるまで。