もっと自転車を考えよう!もっと自転車に悩もう!−176−自転車の地位を確立しよう。

まずは自転車業界の人たちが自転車をどう見ているかが問題では?自転車に地位を長い間与えずに、それを商売の道具に使ってきているのでは?
その結果、自転車をあらゆる業種の店先で扱ってもらってきたのでは。
私の考え方は、前から書いてきましたが、自転車は自転車屋さん、あるいは修理維持管理の可能なお店で
販売すべきと考えます。
自転車売り場は何階ですか?3階です。こうした場所で、お店で自転車を販売できるでしょうか。
自転車は売っているが、売った後は他のお店で調整修理はお願いします。これで良いでしょうか?
自転車販売は地域と密着する必要性があるはずです。消費者の安全安心のためにも。
安いからと言って、車でスーパーへ自転車を買いに行き、何か不具合があれば困るのは消費者では。
私は自転車を長い間維持管理して使用してほしいのです。
これからの時代そうなるはずです。
よく耳にします。自転車が無くなっちゃった。(つまり安いからまた買えばよい)
これが今の自転車の地位だと感じています。
こうした地位にいつまでも置いている責任は自転車業界にあるはずです。違いますか、自転車業界の皆さん!
つまりこうした「自転車」の地位を改善することが自転車業界全体の発展につながると感じるのです。
如いては日本の経済の活性化につながると考えています。
自転車の地位の確保とは「自転車の車検制度」を確立して、自転車を末永く消費者に安心して使用していただくことでは。
こうしたことが確立されて行けば、自転車業界も自然とそれに合った体質の経営が必要になるはずです。
私は近い将来そうなると考えていますし、そうすべきと考えます。お年寄りの方は自転車の分解掃除を自転車屋さんに依頼した記憶もあるのでは。
物を大事にすることが消費者の心をとらえる時代が来るはずです。発想の転換が今こそ必要と考えます。
それにはそれに合った体制を今から整えていく必要性を感じます。