もっと自転車を考えよう!もっと自転車に悩もう!−152−大切な方に送ったメールを記載させていただきます。

・・様、・・様
お元気ですか。

毎日私のブログを読んでいて頂いているようで、非常にうれしいのです。
ブログでも書きましたように、私、健康上の理由等で、(先月27日より中国国慶節に当たり帰国していました。)
ですから最近のブログは、今までの感じてきたことを続けて書いてきました。
40年の長きにわたり自転車で収入を得ていたことから、何か自転車で皆の役に立つことはできないかと書き始めたブログですが。
「自転車」あまりにも特殊で、そして空気みたいな存在になってきていることから、その存在にあまり疑問を感じないのだと思います。
ましてや自転車の中国製造側から見た「自転車」、ほとんどの人は意味が理解できないでしょう。
ですから余計に一生懸命にブログを書いてきました。
人は人に理解されないから、なおさら人に理解してもらおうとするのでしょう。
諦めるのが嫌いな性分、でもどこかで諦めなければならないことがあることも人生。ですから中国での今後の指導は諦めたのです。
動かない石(中国)を動かそうとしてきました。石を迂回しての改善はその場だけの改善で、将来への改善にはならなかったこと。
考えてみればそれはそうでしょう、中国の習慣風習が私の力で短時間に変えられること自体が全く不可能なことです。
ましてや私をバックアップしてくれる会社幹部がいなければ当然のことです。
私も石は動かないことははじめから知っていましたが、動かなくても動かそうとしないことには、将来に向かっての品質改善に繋がらないのです。
ましてや石は自転車製造会社、そして部品製造会社と有ります。
どれをとっても、自転車にとって重要な問題で、このバランスが自転車品質を維持するのです。
書くと長くなりますが、日本側も「自転車会社ではない」「自転車会社が少ない」と思っています。この問題が一番重要な問題でしょう。

ここから見えてくる問題を予見して、今から対策を練る必要を常々感じますが、今からではもう遅いのです。
ですからすぐにスタートする必要を感じて書き続けてきました。
これからも少しずつ書き続けます。

12.10.14。