中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−139−技術知識のない開発リーダーは開発から手を引け

私は技術系の人は、物事を一つ一つクリヤーしていくタイプの人が多いと考えます。
一つ一つ理論立てて、考えを組み立て、それを製品の完成度に置き換えていく人が多いと感じます。
当然そうではない、いい加減な人も見てきています。
そして営業系の人は、行き当たりばったリ的な、つまり口で仕事をする人、口で仕事ができる人が多いのでは。
当然そうではない人もいるはずです。

私、ことのほか、商品開発のリーダーで、技術的能力、技術的感覚を持たない人は、
商品開発のリーダーの資格はなく、計画から外れてほしいと考えています。
しかし技術系、そしてデザイン系の人には、マイペースでしか仕事ができない人も多いのでは、
つまり、開発納期的に融通がきかない、融通をきかせないという人も、多いのではと感じています。
まあ言ってみれば、技術系も、営業系も一長一短あるということですが。
ここで権力を持った開発リーダーで、技術的知識に乏しく、問題が理解できない人は、ある意味開発の癌と考えています。
時として開発納期に対して、メチャクチャな要求をするからです。
言ってみれば羽田−香港間、4時間を、『パイロット』に要求して、3時間半で飛べというのと同じ。ここで3時間半と言ったのは、3時間と言わなかったのは、
この30分が、技術的知識の乏しい人には理解できないと感じているからです。
たかだか30分だけだろう!と感じているからです。この30分がどのような意味を持つか理解できないからです

開発のリーダーとしての重責は十分理解できるのですが、開発リーダーは、いかに部下に対して、安定して環境で開発に当たらせるかが、
リーダーとしての仕事で、その結果、開発関係者に責任を持たせられるかにかかってくると、考えています。
しかし問題発生に対して、必ず責任の多くは、担当者に取らせています、見えないところで。私はそう考えています。自分では取れないからです、
見ていてください!あなたの会社。