中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−106−言い訳には言い訳がある。

私、中国で仕事をしていて、日本に帰ると、よくお前は言い訳をすると言われて来ました。
それは品質が良くならないことに対して言い訳をするからです。
ここでも言い訳をしますが、言い訳をするのには言い訳があるからです。
中国を相手にしていて、言い訳をしない、したことがないという人が日本人がいたらお目にかかりたいのです。
いたとしたら中国3000年の歴史だか4000年の歴史だか知りませんが、その歴史を変ことができる人と考えています。

中国人ですらできないと諦めていることを。そのくらい中国には良い意味でも悪い意味でも歴史があるのです。
言い訳で造られている商品に対して、商品の品質に対して言い訳を言わないで説明することが可能でしょうか
それは品質に対していちいち言い訳を聞いていたらきりがない事は分かりますが。
そのくらい中国において品質を良くする、安定させると言うことは至難の業なのです。
私、中国での仕事12年になりますが、心から理解された事は一度もありません。ですからこれから先もないでしょう。
ここでも理解してもらうために言い訳をしても始まりません。やめておきます。