中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−105−全てはトップの考え方で決まる?中国の会社

中国の会社、極端な言い方をすれば、全ては会社トップの考え方で決まると考えています。日本でも同じ?!
つまり、ごくごく簡単に言えば、会社トップは従業員をクビにできるが、従業員は会社トップをクビにすることは不可能に近いのです。
私、学生時代に聞いたある言葉を今も忘れません。皆さん右手の手のひらを開い、てそして見て下さい。
親指から各、小指、薬指、中指、人差し指へと触ることはできますが、各指直接からは、親指を触ることはできません。

つまり親指(会社トップ)は各指(従業員)に対して教育したりクビにすることはできますが、
各指からは親指を教育したりクビにすることは外部の力を借りない限り不可能なのです。
ですから会社トップの考え方が、会社の運営を左右するのです。重要なのです。
勿論品質に対しても同じことです。
ここで特に中国の場合、金と権力が関係すると、思わぬ結果が待ち構えていることを、会社トップは知るべきですが、
これが分かるくらいなら,私から何も言うことはありません。
まあこれが世の中の仕組みでしょうが。特にこの傾向が中国では強いのではと私感じます。
ある日、いきなり従業員を怒鳴りつける!しかし従業員は皆反論しません。ですから社長はいつも自分を磨くことが必要なのです。
怒鳴りつけて従業員が反省することなど殆どないと感じています、私も怒鳴られていますが反省はしません。
私は、かわいそうに!また社長は自分の顔に自分で泥を塗っている!と感じています。
問題発生に対して何が問題なのかを分析できない会社トップは、会社発展の要素はないと感じています。
結果良い人間は会社を去っていき、適当な人間だけ残る。
いなくても良い人間のみが残っていくのです。
この件何も会社に限ったことではないような気がします。
結果、自分の会社、つまり自分の首を、自分の手で絞めているのと同じ結果では。つまり自業自得と言うやつです。
これはもう悪循環の何ものでもありません。手のつけようがありません。
社長は人一倍勉強しなければなりません、人一倍苦労しなければなりません。
問題発生に対して怒鳴り散らすようでは,社長の資格はありません。
問題分析できない社長は一生自分に苦労することになります。あらかじめご承知を。
身の程知らずが一番恐ろしいことです。
社長!知らない間に恥をかいていませんか?!