中国製自転車製造における孤軍奮闘記録-63-中国製自転車は粗悪品?の原因は日本側にあり!?

私、極端な言い方かもしれませんが、一部中国商品に粗悪品が含まれていることは確かと考えますが、日本側に多くの原因が存在していると考えています。
決して中国製=粗悪品ではないのです。
確かに中国側、日本の自転車を理解していないで生産しているところがあるとと感じますが、
それ以上に日本側、中国側をリードできていないことも事実で、問題が起きると、生産者側に文句を言う、まあ当たり前のことですが、
何か大きな問題が発生する前には、必ずと言ってよいほど、市場での細かな問題が発生していると考えています。
これら日本市場での問題分析をしていない、問題分析が出来ない。その結果中国側への情報提供が遅れていることはないでしょうか。
いち早く市場問題を感知し、中国側に警告指導できる状態になっているのでしょうか。
確かに中国側に大きな問題がありますが、『中国』でOEM生産させていることを認識しているのでしょうか。
私は中国側の生産責任と同時に日本側の販売責任を常に強く感じるのですが。
そういう意味で、もし中国製自転車が粗悪品であれば、其の責任は日本側に有ると感じているのです。
自転車知識を持たず、安易にOEM生産させているとすれば、日本側の販売責任は重大なこととなります。
コスト、コストと日本側、中国側に要求する中で、隠れた問題に対しての分析が出来ているのでしょうか。もう一度、中国側へのOEM生産のあり方を考え直す必要があると考えます。
『当社は自転車に対してあまり知識がないので教えてください』。これは自転車を馬鹿にしていることです。
馬鹿にしていても生産依頼して、それなりの自転車ができ、輸入できるところに、自転車の弱みがあるのです。これは販売責任がないのと同じで、私はそれをまっとうできないのであれば、自転車は販売すべきでないと考えます。
資格がないと考えます。消費者を守れないと考えます。間違っているでしょうか。
特に自転車、一部の大企業を除いて、考えも及ばない状況で、自転車は生産されていると考えています。
そして推測ですが、一部は人材確保もままならない状況で生産、つまり素人集団で生産しているのではないでしょうか。
しかし実際日本側、殆どの人がそう考えていないはずです。そう考えなくても自転車は出来るからです。
一応の格好にはなるからです。