中国製自転車製造における孤軍奮闘記録-34-日本側、自転車に対する中国研究が極端に不足?

私、こちら中国に12年余り、常に感じることは、日本側の自転車に対する中国研究が、不足しているとです。
其の中で年間何百万台もの自転車が、中国から輸入されています。
何が不足しているかって?
1.自転車知識が不足している中、中国側にOEM生産をさせている。2.中国自転車生産現場を知らない、確認できない。
3.中国側部品メーカー生産状況を知らない、部品品質を知らない。4.中国側の物づくりの考え方、品質に関する考え方、
クレームに対する考え方を知らない、等等中国側の情報認識が不足していると、と勝手に思っています。
日本側自転車業界も、輸入された商品の確認は行っていますが、そこから一歩抜け出さない、抜け出せない。
中国製は良くない、良くないと言っておきながら、なんら具体的な表面に現れる中国側への行動を起こさない。
自転車業界側も、試買テスト結果を報告するのは良いですが、問題の発生したメーカーからの改善回答は、全く人事のような回答では。
中には何項目もの不良箇所があり、基準を守ろうとすることすら伺えないメーカーも存在するのでは。
つまり販売会社側の、生産品質監督責任の表れは感じず、販売責任は感じず、中国側の責任として押し付けているような報告と、受け取れます。
私は初期に比べて日本側、品質確保に麻痺が始まっていると感じています。
其のことは結果からも分かっていることでは。
それくらい中国製の自転車の品質を確保することが、難しいということで、面倒であるということでは?
でもこれは一部においては、日本側次第と考えています。
日本側の規格基準の認識度が低すぎる
為と感じていますが、皆さんどう考えますか。
試買テスト結果からも原産国が不明とはどういうことですか、販売責任を感じていないということでは。
また何度も業界の試買テスト結果公表にも関わらず、規格基準に達しない部品が、今なお使われ続けていることは、
日本側の規格基準認識の無さを物語っています。
其の部品は何かをここで紹介しましょうか!今回はやめておきますが。
いかにこの業界は、いい加減な業界であるかを物語っているのでは。
私は中国での仕事を続けていて、中国製品は良くないと感じていますが、まずは日本側が襟を正すべきと考えています。
度重なる規格基準違反に対しては、断固とした処置をとるべきと考えます。
これら件は自転車業界側も常に気を配って下さっていることは十分承知していますが、こちら中国側の組み立て、そして部品品質安定にも、
常に問題が発生している中、双方での更なる努力がないことには、事は運びません、消費者側の品質信頼に応える為にも、
中国側との更なる交流が必要になるはずです。
皆さんのお考えは?