中国製造自転車における孤軍奮闘記録-18-中国製自転車は二流品か?

現在、日本製の一般自転車は存在しないと言っても過言ではないと思っています。
なぜなら、フレームから前ホークから各組み付け部品まで、日本製を調達して量産出来る状態にはないからです。
そういう意味で海外(主に中国)製しかないわけです。
そういう意味で比較対照する自転車がないわけですから、一流品か二流品かを考えても全く意味のないことです。
良い自転車とは何か?もちろん一言では、簡単な言葉では表現できませんし、すべきでないと考えます。
が、前回表面的な意見は述べさせていただきました。
品質のよりすぐれた自転車を開発、そして販売することは、決して難しいことではないはずです。
このことに大きな意味が有るかないかの問題と考えます。
自動車ですらメンテナンスフリーで、長きにわたり乗れるものはありません。
メンテナンスフリーで乗れる自動車を開発することを考えているメーカーは、有るのでしょうか。
なぜ自動車においては10年そして、それ以上の長きにわたり、ある程度安心して乗れるのでしょうか。
それは皆さんお分かりのはずです。
走行速度こそ違いますが、自転車も人の命を乗せて走っています。全く身体無防備で走っています。
自転車製造側、そして販売側絶対に避けなければならない問題発生は、消費者が事故につながる問題です。
これだけは自転車関係の仕事に従事している人間は、肝に銘じているはずです。
これ当然のことです。しかし時代はどんどん変化しています。中国製しか存在しない中、
日本製に出来ない中、品質安定には生産現場での品質確保が必要になるのです。このことは何方でも理解していただけると思います。
日本側、OEM生産させている会社において、常に現場で日本人が品質確認してる会社は、ごく一部の優良自社工場でしか行われていないのでは。
誤解を招くので余り書きたくありませんが、中国生産品においては品質にバラツキが大きいことは、殆どの販売メーカー理解していると思っています。
こうした中、販売後の消費者を守る上からも、私、そして他の人も自転車の車検制度の実施を訴えています。
なぜ生産状況の変化からくる問題に、敏感に反応して、正面から向き合わないのでしょうか。
それは業界側、中国製品質の危険性知っているようで知らない、知ろうとしない問題が存在すると思っています。
もし私の考えが合っているとすると、それは業界側、自らの首を絞めているのと同じでは。
業界の人で人肌脱いでくれる人はいませんか?
生産現場での品質確保に孤軍奮闘している人間よりのたってのお願いです。
業界の発展と消費者保護につながります!。
今すぐにということは全く不可能なことです。
まず法整備が必要になります。