中国自転車製造における孤軍奮闘記録−1326−まねをするにはまねをする土台が必要

中国、高技術を要する分野においては十分にまねをする土台を有していると考えています。
いやそれ以上と考えています。
しかし低レベルの技術で製品化できるものにおいては、まねをする土台は不完全と考えています。
なぜかと言うと常に土台が完成するまでもなく崩れていると感じているからです。
それは人の入れ替わりがあまりにも早すぎること、そしてもう一つもあります。
ましてや自転車と言うもの、自転車フレーム生産から部品組み付けまで、工程にもよりますが100〜200人以上の個人技で出来上がっているのです。
自転車と言えども、低レベルの技術は必要で、それは人が支えているのです。
自転車品質、一進一退の原因はここにあるのでは。