中国自転車製造における孤軍奮闘記録−532−世界一流の自転車企業の強み

ほとんどの中国の自転車工場、部品を買い集めて組み立てるだけでは。
つまりフレームは自社で、前ホークは自社でという所がほとんどで、言ってみれば部品組立工場に過ぎないのでは。
しかし違うのは私の駐在した世界一流の自転車会社。
自転車を開発できる強みと、実力が有るのです。
つまり部品自体も自社で開発できる開発力、そして協力してくれる工場とグループを組めることに有ります。
ですから一般の部品組立工場では、どこも似たり寄ったりの自転車しかできないことになります。
真の自転車会社は自転車を企画開発すること、できることであり、そこから生まれる自転車の美しさは目を見張ります。
その自転車に合った部品を同時に開発できてこそ、開発できる実力があってこそ、真似のできない自転車が生まれるのです。
自転車関係の仕事をしていて、羨ましい限りです。