中国自転車製造における孤軍奮闘記録−526−自転車と、経済の仕組み『循環』

自転車の仕事40年。
ある意味40年間自転車で飯が食えたことに対して自転車に感謝すべきでしょう。
そして日本の自転車、産業としての地位は全くなくなっているのでは。
そして販売の方も活気はありません。
町の自転車やさんもほっそりと商売。
これ何が問題?。
問題ははっきりしています。
自転車が『循環』していないことにあるのです。
お金と同じでは。
造るのは中国。
そして販売は量販店。
ですから造る方も造りっぱなし。
売るほうも売りっぱなし。
そしてユーザーは買ったままで乗りっぱなし。
自転車は全て『・・・ぱなし』です。

前にも書きましたように『・・・ぱなし』と言う言葉を使っていい事例はないのでは。
でも私は一つ知っています。
それは『親孝行しっぱなし』。
自転車業界も経済の仕組みを勉強しようではありませんか!
自転車操業、自転車業界からできた言葉ではないはずです!