中国自転車製造における孤軍奮闘記録−479−BAA−自転車産業振興協会

私、BAAマーク、以前のような迫力がなくなってきていると感じています。
メチャクチャな品質の自転車が数多く日本に輸入されていると考えられる中、一時は期待したのですが。
やはり日本側も『メチャクチャ』には勝てないようですね。
と言うより日本側メーカーがメチャクチャで、それを厳しく指摘しないで、
つじつま合わせの品質改善要求に終始している自転車産業振興協会側に多くの問題が存在すると考えています。

私は海外で日本そして生産側を見ていると、まず日本側がBAA、自転車産業振興協会をなめていますね。
ですから海外の生産地には緊迫感が伝わってきません。
そして何よりも協会側が生産地側を余りにも知らない、理解していない、理解しようとしていないと感じることです。
それはないだろう!言いすぎだ!それなら良いのですが、私は海外にいてそれを痛感して来ました。
そして試買テスト結果においても形式的な改善回答をメーカーから報告させるだけ。
ですかまた来年同じ問題が発生する、発生させる。これ悪循環。
ただですら品質悪循環の海外製品の中で、自らが悪循環を引き起こしているのでは。
これでは自転車業界、口だけの消費者への『安全安心』に終ってしまう事になります。
現にそうなっていると感じています。それは自転車を仕事としている私だけが感じていることではなく、
既に消費者が感じていることです。