中国自転車製あ造における孤軍奮闘記録−406−今の自転車は使い捨て自転車?−3

新部品開発に当たって、JIS規格同等以上の機能、強度は当然ですが、寸法等にこだわる必要はないはず。
もし心配ならばVIA(車両検査協会)の認定を受ければそれでいいと考えます。
今の自転車を見て、使い捨て自転車と感じるのは
1.回転部分(鋼球使用部分)になんら防水機能がないこと。
  何十年も前のように、自転車を分解掃除に出すことなど現在はないはず。
  グリス品質も問題で、何年か前の自転車、回転部分を分解したら油っ気などないのでは。
  前後ハブ軸心部分、クランク軸心部分、ペダル軸心部分、ヘッドベアリング部分。
2.製造上の問題等を含め、強度問題が考えられる部分の強度アップ
  例えば前後ハブ軸、左右クランク(クランク軸心を含む)、ペダル。

これらはどこの自転車メーカーでも常に問題発生数とは別にして、ユーザークレームが発生しているはずでは。
そしてその中にはNITE(消費者庁)へ報告しなければならない問題も含まれるのでは。
私、自転車が進歩しないのは『自転車業界の皆』が『疑問を感じない』こと、
そして『自転車にあぐらをかいている』ことそのものに尽きると感じています。