中国自転車製造における孤軍奮闘記録−338−私の一番恐れていること、それは自転車業界の技術面の空洞化

ここ10年以上前から日本は軽快、タウン車だけと言ってよいほど、生産に力を入れて来ました。
そしてほとんどが中国OEM生産。
こうした中、日本のメーカーは技術者が育たなくなった事と、育ててこなかった事です。
技術者が必要ではなくなったと言う事です。
私の言うところの積み木職人が、どんどん増えて行ったという事です。
そして、積み木職人はその積み木の色を変えることに専念してきました。
その結果、振り返ってみると、日本の自転車、世界に陰すら残っていない状態では。
影が残らなくてもいいとしても、このままで軽快、タウン車で飯を食っていくには相当な覚悟が必要なはずです。
覚悟だけで、対策がなければ滅びていくだけのはずでは。