中国自転車製造における孤軍奮闘記録−333−幼児二人乗り自転車はまだまだ未成熟

幼児二人乗り自転車認可において、そして開発において、いろいろと検討改良が加えれて来たはずですが、
私、『自転車』としての『幼児二人乗り自転車』としての部分が未成熟と感じています。
どの部分がかというと、自転車は非常に微妙な乗り物であると言うことが忘れ去られているように感じます。
非常に微妙なことは皆さん分かっていると思いますが、それを追求しないと言った方が正解では。
自転車は奥が深いのです。
しかし、今は『自転車』はマンネリ化しているのでは。
それゆえに皆さん追求を躊躇して、途中からの『自転車開発』、『幼児二人乗り自転車開発』を行っていると考えています。
私、想像ですが、幼児二人乗り自転車企画開発に当たって

1.
フロントアライメントを十分検証したのでしょうか。
  低速走行安定、直進走行安定、前に幼児を乗せたときの低速走行安定、直進走行安定、後ろにだけ子供を乗せたときは?
  前後に子供を乗せたときは?
2.フレーム形状から来る走行安定性。
  特に低床式のフレームにしたときはフレーム剛性の低下。
  (今回川崎市で二件起きている幼児の痛ましい死亡事故のフレーム形状は低床式です、これら事故はフレーム剛性問題が起因していないでしょうか?!)
3.車輪径とフレーム形状(剛性)、そしてフロントアライメントとのバランス問題
4.そして取り扱い説明上も制約及び注意喚起が多すぎることです。
 それだけ『幼児二人乗り自転車は危険』と言うことにもなるのでは。
こうしたことからも自転車、『幼児二人乗り自転車』としての完成度を高める余地がまだまだたくさん残っているはずです。
こうした問題を未処理のまま、見切り発車で認可したと私考えています。

ですから余計に1,2,3項目は早急に完成度を高める必要があるはずです。
一会社では無理なら、自転車業界関係機関が率先して有効な情報を試験実験を行って集め、業界に公表したらどうでしょうか。
私、今のままでは危なすぎると考えています。
『幼児二人乗り自転車』は誰にでもできる設計ではないはずです。
私は『幼児二人乗り自転車』も、積み木遊びで企画開発している会社があると感じています。