中国自転車製造における孤軍奮闘記録−203−製造販売会社で気付かないことは?

自転車を製造販売することは?
当然製造と販売は切り離されますが、私の感じることは販売に重きを置き過ぎていると感じることです。
今の製造販売会社、自転車を中国で生産させているために、技術及び製造方面は相手側にまかせっきりではありませんか。
またはそれに近くありませんか。
もしそうだとすると、技術及び生産品質がかなり販売の足を引っ張っているはずです。
中国側に自転車の技術ノウハウはありますか、生産品質維持の能力がありますか。
もしないとすると日本側の会社がそれを補う能力を持っていますか。
私は日本側には持っていないと感じます。
持っていないから、技術及び品質分野に対して誰でも出来る(実際には誰でもは出来ない)管理維持方法の
チェックリストを使用して、ごまかしているのではありませんか?
チェックリストはその分野の知識を持った専門家が使って初めて効力を発揮するものです。
今の製造販売会社で最も不足している問題は技術力だと断言します。
まずこれの問題認識が会社側でされないと改善は全く進まないはずです。
いつまでたっても現状から脱しきれないはずです。
ではどうするか?私が書くことではありません。
時間をかけて、悩んで大きくならないと意味がないからです。
私、中国の会社で日本向けの仕事をしていて、いつも感じることです。