自転車造りから見てきた中国と日本−156−一言で言うと?!

私、中国12年、自転車造りから見てきた生産現場中国と日本を一言で表現しろと言われた場合、
中国は「愛の欠乏」、日本は「無知」。これでは何が言いたいのかわからないでしょう。
「愛の欠乏」とは、中国生産にずっと立ち会ってきて、自転車造りに愛を感じないのです。
いい方は悪いのですが、もの造りに適さないのではと感じます。
「無知」とは日本側「自転車全般に対する知識」が乏しくそして、「中国に対する知識」も乏しいと感じるからです。
これらのこと日本側から見た感覚で、今後、誰にもわかりやすいように表現していきたいと思います。
それと同時に、一般の皆さんに自転車にもっと注目を集めてもらうために、内容記載、表現方法も考えていきたいと思います。
皆さんには空気のようになっている自転車、実際には多くの多くの問題を含んでいるため、
もっと自転車を考え、そしてもっと自転車に悩んで欲しいと考えています。
その結果、自転車業界が活性化してくれれば自転車で40年飯を食ってきた私にとって、こんな何うれしいことはありません。