もっと自転車を考えよう!もっと自転車に悩もう!−155−幼児二人乗り自転車に対して二つの提案

私、幼児二人乗り自転車に対して、二つの提案があります。
一つはまずは、幼児二人乗り自転車に限定しての車検制度の実現。
二つ目は自転車JIS規格の一般自転車に、幼児二人乗り自転車の項目を追加する。
追加内容は走行安定性、特に低速時の走行安定性に対しての何らかの試験項目を追加する。この二つです。
一つ目に対しては私、再三にわたり、このブログで書かせてもらっていますように、
まずは幼児二人乗り自転車に限定して、自転車の車検制度を導入したいのです。
幼い子供の命を守りたいのです。
もともと自転車は、現在の交通事情からして危険な乗り物なのです。
安全な幼児二人乗り自転車などないのです。
自転車の特性上、構造上も安全な幼児二人乗り自転車など出来ないのです。
幼児二人乗り自転車の事故は保護者の操作ミスとばかりは限らないはずです。
何かあれば今年9月に川崎で起きた事故のように幼い子供が犠牲になります。
もし二人の幼児が乗っていれば今後二人の幼い子供が犠牲になることも考えるべきです。
まずは自転車車検制度の導入を考える会を発足させては。

二つ目の自転車JIS規格に於いては、一般自転車の中に幼児二人乗り自転車の項目を新たに設け、
特に制動での制動特性、
そして発進時のハンドルのふらつき問題(蛇行走行)等を試験項目に追加して、
発進時の走行安定性に対しての何らかの試験項目を追加すべきというのが私の提案です。

というのも幼児二人乗り自転車に於いては、前後に幼児を乗せた場合の制動距離、
そしてブレーキレバーが背の低い人保護者にとっては握りにくい高い位置にあるのでは?
これがブレーキ操作力に影響し、制動距離にも影響するのではと考えています。
当然保護者の方、特に背の低いそして、ひ弱な女性の場合、初期的に発進時にハンドルが振れることもあるのでは、
もしそうだとすると振れだしたハンドルの制御にはある一定の時間と腕の力も関係するのではと考えるからです。
これから各社、更に幼児二人乗り自転車の開発が加速すると考えられる中、
私はまだ幼児二人乗り自転車は完成度は低いと考えているのです。