中国製造自転車での孤軍奮闘記録-68−権力のある者は、すぐに下の者をつぶして自分の座を維持する

権力のあるものは、すぐに下の者をつぶして自分の座を維持する、と私は思っています。まあ全てではないでしょうが。
自分の能力のなさを露呈させたくない為かも。
つまり自分と異なった考えの人を、使いこなすだけの、技量経験がないからでしょう。
つまりマネージメントができないことを意味します。
下の人から上の人に、直接何か言うことは通常はないはずです。注文をつけることはないはずです
ですが下の者はそう思っていると考えるべきです。
直接言ってもらえませんから、常に幹部は自分を見つめ、磨く必要があるはずです。
今の自分に満足する幹部は許されません。
会社にとっても許されないことです、現在の会社、余裕などないはずです。
でも殆どの会社、実際は許されていますからご安心ください!でもその結果会社が発展しない、伸びない事になってしまっていませんか。
社長までがそのような考えでは救われません。
自分の意見と違う人は企画、計画、設計等から下ろそうとしていませんか。どこの会社にもあることですが。
自分の意見と違う人は重要な存在です、貴重な人です。こう捉えることができる人は、相当の自信があり苦労人と考えています。
そして仕事がうまくいかなければ責任を取らせ、自分が上司でも責任を取ることはしないはずです。
どちらにしても責任は取らないはずです。会社はそういうものです。伸びない会社はそういうものです。私、40年自転車で飯を食ってきましたが、その結果は私の考える通りだったかはご想像にお任せします。
それだけ自転車は特殊なのです。
つまり職人として鍛えられているかが問題で、手を汚して仕事をしない会社は、伸びないと断言します。
中国においてはこれが顕著で、仕事をするには権力と、場合によってはお金を必要とする事が多いと感じています。
ですからそれを知っている人たちは、当然やる気を失っています。
今の世の中、座ってマネージメントする時代ではありません、会社は発展しないでしょう。昔と違うこと認識すべきです。
つまり評論家は要りません、実際役に立っていないはずでは。実績が上がっていないのでは!
役に立たない人間が権力を持ち、お金があるということに立ち向かうには、私も権力、もしくはお金を有さねばならないことになります。
つまり社長にしかできないのです。会社はまあある意味、社長が全てということになります。改革は常にきな臭いものです。