中国製自転車製造における孤軍奮闘記録−59−自転車で飯を食って40年、今やらねばならないこと。

私のこの孤軍奮闘記録の『6』をご覧になったことがありますか?
なぜ自転車の車検制度が必要と考えているかわかりますか。この孤軍奮闘記録でも書けないことが生産現場ではたくさんあるからです。
100%安心して消費者に乗ってもらうことなど不可能なことです。
ですが100%近づける努力をすることは、生産現場の人間として当然のことです。
生産現場の人間として、消費者の命を守ることは当然の責務と考えます。
ところがという部分が、中国生産品には、話せない内容がたくさんあるのです。
ある意味これはやむを得ないことと考えています。
ここで、この部分を補う為にも日本側、自転車車検制度の実現に向けて、歩みださねばならないというのが私の考え方です。
全く勝手な考え方ですが、別に特別な意味はありません、日本側、OEM生産させている『中国』を理解してほしいのです。
生産現場にいない人たちに、理解しろという事は無理なのは承知です。
この声が皆さんに届かなくても、届くまで私は叫び続ける必要があると感じています。
仮にですが、自転車車検制度の実施には 相当の準備期間を要するはずです。
ですから今、一歩でも自転車の車検制度実現に向けての準備委員会を開きたいと考えているのです。
これには各方面の経験豊かな方々の意見、そして討論が必要になるはずです。
私は有志が集まってくれて、その輪が自転車車検制度の実現に向けて広がってくれることを、願っているのです。
あまり考えたことのない自転車車検制度の実現に向けて、相当な下準備が必要になるはずです。
そしてあらゆる部分の環境整備も必要になります。あらゆる関係部門の賛同を得る必要があります。
当然私一人で出来る問題ではありません。まずは自転車車検制度の必要性を、アピールする必要が生まれてきます。
これを各方面に理解させることから始めなければならないと感じますが。まずは小さな集まりからでも始めて、輪を大きくしていきたいのです。