計件付酬の嫌な思い出。−2423−中国自転車製造における孤軍奮闘記録

私、定年後にある中国の都市で、ある自転車会社に就職しました。
ここでの有る自転車部品は外注で作られ、その外注先はポンコツの機械を使って、 
そしてできた品物を人間の手によって使えるようにするという訳の分からない会社でした。
工場幹部もこの方法で品質が確保できると真面目にそう考えていたのです。
その会社も訳の分からない人を雇って、企画そして品質を担当させるという訳の分からない会社でした。
そしてその工場のトップも全くわけの分からない自転車を知らない人。
今はどうしているのかな?
この時の外注先が計件付酬でした。
出来高制の給料で手間暇かけて人間の手で機械でできた不良品を手直しすることなど到底まともな工場管理者ではないのです。
訳の分からない工場管理者、会社幹部は私にとって恐怖でした。
すぐに辞めて良かった!