出荷優先と品質優先−2123−日中自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)

品質優先と出荷優先。
この問題担当者の違いにより相い入れないものがあるのです。
原因は出荷はよほどのことがない限り「今日しかない」のです。
それに対して品質は100%クレームになる問題、例えば部品不足問題(部品品質問題ではありません)。
これら以外は問題発見者、問題提起者も100%クレームになるとは言い切れないのです。
ここに決定的な意見の相違があるのです。
ですから問題発見者、問題提起者も「納期が遅れる、出荷が遅れる」と言われると、と脅迫されると、
それ以上は言いにくいことに。
これが油断、判断ミスにつながるのです。
ですからこれは「会社側の政治的判断」に委ねる意外ないのですが、
でも「政治的判断は出荷優先にいつも軍配が上がる」のです。
これある意味当然かも?この意味(理屈)分かるかな?
ですから時としてテレビカメラの前で会社幹部が頭を下げることにもつながります。
なんでもそうです、強いものが勝つのです、権力を持ったものが勝つことが多いのです。
その結果頭を下げるのも強いもの、権力を持ったものにもなりますが。