世界一の「GIANT」ジャイヤント中国昆山社長との比較−2003−日中自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)

「GIANT」ジャイヤント中国昆山工場長、つまりGIANT昆山の総経理と日本の社長との比較をすると面白いのです。
GIANT昆山の総経理は私如き駐在員に対して一対一で話を聞いてくれる時間を割いてくれました。
当時は別のGIANT系列の工場も担当していたので一回や二回ではありません。
丁寧に話を聞いて対応してくれたのです。
しかし日本に帰って駐在報告をすると自分のところの社長は、「これから出かけるから・・・」、
と話を聞く気もないし、「あなたが行って品質が良くならないのであれば行かない方がまし?」
内容、主旨はどうであれ、話を聞こうとする初期的態度が全く違うのです。
地位を確保すると人の話を聞くことが馬鹿臭くなるのでは。
この点「GIANT」ジャイヤント中国昆山総経理は信頼に値する人でした。
私が辞めてからその後どうなったかは知りませんし、関心もありませんね。