「自転車に関しての品質管理」は・・・−1922−中国自転車製造における孤軍奮闘記録(自転車車検制度)

私、中国での自転車生産出荷にに携わって感じることは、
自転車に関しては『先生』と呼ばれる品質管理の先生には、ある一部の会社を除いて何ら実際の生産品質には結果は残せないと感じています。
それは中国自転車生産においての品質維持活動は、品質管理の基本を教えてもあまり意味のない事と感じているからです。
では何を教えるか・・・・。
不良品を発見して、そして不良品を出荷させないことでは。
不良品の発見とは、商品に対する品質意識のこと、品質意識なくして『不良品』は当然発見できません。
そして不良品を出荷させないこと・・・・。
つまり品質意識を教えることでは。
品質問題、マニュアルは必要ですが、実際には品質維持には役に立たないのでは。
マクドナルドがそれを証明していると感じます。
これは地位と権力を持った者が品質意識を備えていて、出荷を止める判断が出来る権力があることに他なりません。
ことの重要性が余りにも理解されないことの多いこと多いこと。